偽りのチェス ー1999年の秋ー

杜王町には秋の風が吹く ページ20

"ネズミ"が来た。

パソコン上にエラーマークが表示される。
ネズミを追跡しなければ。

ネズミを辿ると、どこかのパソコンから来たものだった。

"ビックバン"

ネズミに向かって撃つ。
するとネズミが画面上から消えた。

もうネズミが来ないように防犯セキュリティを厚く張っておいた。


こんなネズミちゃんが私の罠に入ってくるなんて、百年早いわ！


自分で言うのもなんだけど、
私は"天才ハッカー"だ。


そして、最高のスパイだと思う。



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「ふふ〜ん♪」
鼻歌を歌いながら歩く仗助。

「億泰くんどうしたの？仗助くん、なんかとっても上機嫌なんだけど…」

広瀬康一と虹村億泰がその姿に驚いていた。

「オレもよくわかんねェ…なんか少し仗助が怖くなってきたぜェ…」

まだ鼻歌を歌う仗助。

なんで仗助がこんな機嫌が良いかというと、携帯電話を買ってもらったからだった。

仗助がクルッと振り返って言う。
「なぁ〜康一ィ、億泰ゥ！
あとで電話番号もう1回交換しようぜェ〜」

康・億「！？」

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S市空港ー

ブオオオン…

大きな飛行機が飛ぶ。


巫 紀乃はある1人の人物を待っていた。


今、1台の飛行機が到着した。
その中にある1人が乗っているはずだ。


ずっと待っていると、見覚えのある顔が見えてくる。


『伶奈！』

そっちも私に気がついたみたいでこっちへ向かってくる。

「紀乃〜！！」

伶奈が抱きついてくる。
『久しぶり！！伶奈に会いたかったの！』


伶奈とは幼い頃からの親友で伶奈とは違う道へ進んだが、お互いにこうして出会っている。

伶奈は優秀なハッカーで、スパイ。
また、運動神経抜群なのに頭もよく、とても美人という完璧な人だった。


伶奈がS市に来たのは訳があった。

同じ課題を成し遂げるためだ。

スタンド設定: ビックバン→←スタンド設定：チェック・メイト

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

ラッキージョジョキャラ

巫　紀乃

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