【ダイヤのA】大きな背中【男主】

3rd.立場一転 ページ17

＿カキーンッ




高らかに空を飛んだ打球を視界で捉えた

初回、いきなりの満塁ホームラン。それに加えて、内角のスライダーを撃った事によって会場は沸く。




『…なんか自分見てる気分』




昔俺もあんなことやってたなぁ、と塁を踏む御幸を見ながら思わず笑ってしまう。

昔と比べたら青道の打率もかなり上がった。た ってあんなのを撃てる奴が6番とか恐ろしいったらありゃしない。




だから、こういうの(・・・・・)は投手の精神にくる




思った通りというか、その後も市大三高はバントで不意をつかれたり大きく撃たれたりしてしまった。





＜この回一挙8失点!!センバツベスト8の市大三高が、青道高校に圧倒されています!!＞





…ここまで撃たれたら、メンタルを直すのも大変そうだ。

俺は被っていた帽子を深くかぶり直し、スタンドの出口へ向かう。
見たいと思っていた一軍選手のプレー見る事ができて、これ以上の観戦が必要無くなったからだ




『問題はどうやって伝えるかだな』



ーーー
どうも作者です。
かなり久しぶりに更新させていただきました。

長らく更新出来ずに申し訳ありません！
これからは亀さんながらにも更新していきたいと思います。


※これなら書き方が変わってしまうかもしれませんが、ご了承ください。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←3rd.立場一転

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す