守ってくれる人 ページ22
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「それじゃあ、明日はよろしくお願いしますっ！」
「お願いしますっ！」
「はーい、お任せ下さいっ！
では、行ましょうか、お嬢さんがた
あ、伊藤。Aちゃんのこと頼んだぞ。」
「任せろ。」
あの後、喫茶店を出てから早川さんと川崎さんを三橋くんが送って行く事になった。
なら伊藤くんはと言うと、家に帰るついでに私も送ってくれると言ってくれたので、まあかなり申し訳ないが、ご好意はありがたく受け取っておこう。
……そう言えば、三橋くんの私の呼び方不安定だよなぁ。
なんて心の隅で考えながら伊藤くんの隣を歩く。
優しい彼は私との会話が途切れないようにいろんな話題をくれた。あと単純に私が気になっていたことも聞いてみたりした。
しかし、そんな彼との会話も家まであと少しというところで途切れてしまった。
沈黙の中、ちらりと横目で彼を見れば、なんだか難しい顔で悩んでいた。
……はて？何か悩みでもあるのかな？
話しかけるか少し悩んで、結局、私は彼に声をかけた。
「ねえ、伊藤くん」
「ん、なぁに？」
「そんなに難しい顔してどうしたの？
何か悩みでもあるの？」
そう言って首を傾げれば、彼は手を首にあてて、私から少し目を逸らした。
なんとも言いづらそうな顔をしている彼は、決心が着いたのか、私の目をしっかりと見て言った。
「Aちゃんの、秘密ってなに……？」
「ああ、そのことね。
うーん、それについては三橋くんもいる所で説明するね。
ていうか、秘密ってほど大それたものでもないよ
ただ、守ってくれる人がいるってだけ。」
「？」
「まあ、また言う時が来たら言うよ。
あ、ここ私の家なんだ。また明日ね、伊藤くん」
言いたいことだけ言い、私はそそくさとあの大きな家へと入る。
あのことについては、三橋くんたちに彼らが喧嘩売ってから話すから、もう少し考えてくださいな、伊藤くんよ。
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あんず飴 - 伊藤落ちにして欲しいです！！！！ (2019年2月12日 0時) (
レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き(ドラマ終わったら相良様ロスになりそう） (2018年12月4日 5時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2018年6月23日 0時
