天国から地獄 ページ1
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もう桜の蕾が沢山見られるようになってきた、中学3年の冬。
もう冬とは呼べないかもしれない、そんな時期に私たちは高校受験をしていた。
とは言っても、あとは合格発表を待つだけの時期。
たくさん勉強もしたし、父さんに迷惑をかけないように特待生で通るように中学３年間ずっと、真面目に暮らしてた。
だからきっと、受かる。
そう信じていた。
合格発表当日、私は1人で高校に行き、自分の合否を確認した。
「1324…1324…13！
あった！」
受験は見事合格。
入試の点数開示を求めると、全教科ほぼ満点に近い点数をとっていた。
やった、やった！
父さんに報告しなくちゃ！
そう思って急いで家に帰ろうとした。
でも……
「佐々木Aさん！
佐々木Aさんはおられますでしょうか？」
何故か校内放送で私の名が呼ばれた。
なんだろ？
焦ってるみたいだったけど……
まぁ、職員室に行けばわかるかな？
そう思い、憧れだった高校の職員室を目指す。
途中、幼なじみに出会って『お前何やらかしたの？』なんて言われたが、全くもって心当たりがない。
ていうか、合格発表されたその日にやらかすほど馬鹿じゃないんですけど。
職員室の前で、深呼吸をする。
何したのかわかんないけど、緊張するからね。
ノックして戸を開けると、女性が私の顔を見て、大声で言った。
「佐々木Aさんねっ！！
今、病院から連絡があって……ｯ!！」
───あなたのお父さんが事故に巻き込まれたって
「……え？」
それは天国から地獄へと私を突き落とした、最低最悪な言葉だった。
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あんず飴 - 伊藤落ちにして欲しいです！！！！ (2019年2月12日 0時) (
レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き(ドラマ終わったら相良様ロスになりそう） (2018年12月4日 5時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2018年6月23日 0時
