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あんなに合宿で疲れていたはずのみんなも
パーティーが始まると、まるで疲労なんて
なくなってしまったように楽しんでいる。

1、2年に分かれて、出し物をやったり
ゲームをして負けた人は罰ゲームをやらされたり。

2年のあるコンビは漫才を披露。
これがなかなかに面白かった。
私が声を上げて笑っていると、近くに座っていた
みんながこちらを一斉に見る。


 『え、何?』
平「Aがそんな風に笑ってるの珍しいから。」
吉「お前、意外と笑いの沸点低いな。」
 『だっておもしろいじゃん。無理、ツボった...w』
原「お前、間違って部長たちの酒飲んでねぇよな?」
 『飲んでないわ。』


一方その頃の1年ズ。

成「ねぇ見てよカルロー、A先輩めっちゃ
  笑ってる、かわい〜い。」
カ「鳴、お前A先輩に告白しねぇのかよ。」
白「1回したけど振られたんだろ。」
成「振られてないし!告白と思われてないだけだし?」
矢「それほぼ振られたのと一緒じゃね?」
山「そういえば、この前A先輩学校で告白されてた。」
成「はあ!!?それどこの誰!?」
山「多分2年。」
成「くっそほんとすぐ男寄ってくんな〜。」
白「逆に今まで彼氏いないことが奇跡だろ。」
カ「早く言わねぇと、他のヤツに取られんぞ。」
成「分かってるよ、けど一人前のエースになって結果出すまで
 告白はしないって決めてんの!!せっかくなら、A先輩に
 自慢してもらえる男になりたいじゃん?」
矢「その間に誰かに取られたら元も子もないけどな。」
白「しかもOKもらえる前提かよ。」
成「嫌なこと言うね!?」


1年ズがわいわいと騒いでる間に、私の時間がやってきた。
去年も演奏したこともあって、同じ曲もあるし
この日のために、練習もしてきたしきっと大丈夫なはず。


『そんな大した演奏ではないですが、BGM代わりに
聞きながら、食事や会話を楽しんでください。』


みんなが待ってましたと言わんばかりの拍手を送ってくれる。

翼くんに協力してもらいながら、スピーカーで
伴奏のカラオケを流してもらう。

1曲目は、マライア・キャリーの
All I Want For Christmas Is You。


カ「お、マライア♪」
矢「うまっ!!」
白「おい、成宮。固まってる。」
成「......女神??」
白「ダメだこいつ。」


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主人公はもう1曲、back numberのクリスマスソングを披露。
それ以降は、楽しいクリスマスの王道ソングを演奏し
みんなはBGMに楽しい時間を過ごしました。

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作者名:mari | 作成日時:2022年8月12日 12時

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