一也と野球 ページ13
帰宅後---
夕食の時間に、お父さんと今日のことを話す。
ちなみに、今日のご飯は一也の好物だ。
1人静かに黙々と食べている。
父「学校、どうだった?」
『りかと同じクラスになったよ。後、担任の先生が
いろいろ把握してくれてて、すごく優しかったんだ。
困ったことあればいつでも相談してって。』
父「それはありがたいな。部活は?もう決めたのか?」
いきなり本題を突いてくる、さすがはお父さん。
今日りか達と話したことや、ソフトボールに興味を持っていること、担任が顧問であること、帰りの時間や一也のお世話する時間が減ってしまうことなど、悩んでいることも含めて、全て伝える。
父「やってみたいなら、やればいい。お金のことは
気にしなくていいし、一也の迎えも行けない日は
父さんが行くから気にするな。
一度しかない学生生活、大事にな。」
『...お父さん....。うん、ありがとう。私、やってみる!』
父「心配はしてないが、勉強もしっかりな。」
『うっ、、、。頑張る、、、。』
一也「ごちそうさま!!」
『え、はやっ。ちゃんともぐもぐした??』
一也「したー!」
一也は適当に返事しながら、プロ野球中継のテレビに
既に見入っている。
まだ野球を教えてもらっていない6歳の子供が
中継を見て野球のルールが分かるんだろうか。
いや、多分とりあえず打って投げて走るというような、
何となくのルールを把握しているだけだろう。
詳しいルールを知っていたら、逆に怖すぎる。
『そういえば今日、河川敷を一也と歩いて帰ってきたんだけど、
野球やりたそうだったよ。』
父「今も食い入るようにテレビ見てるもんな。」
『リトルのチームに入ったりしたいのかな?
ど、どうするお父さん!才能が開花して、
一也がスーパー球児になったりしたら!!』
父「気が早いな。」
後ほど、今度一也とキャッチボールをするために、
おもちゃのグローブと私はソフトボール用のグローブを
買ってもらうようお願いしたところ、快くOKしてくれた。
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姉バカな主人公、あながち間違ってはいない。
今後主人公がソフトをしている描写や、中学校生活を詳しく書くつもりありません。
御幸一也が野球をし始めると、概ね原作通りに進める予定です。
ただ、こんな姉弟見たいなど、リクエストがあれば番外編で書いていきたいと思います!
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作者名:mari | 作成日時:2022年7月26日 0時