【◇】御幸一也の姉ちゃん (ページ11)

今日:1 hit、昨日:66 hit、合計:46,508 hit

悩ページ11

実際、ソフトボール部に入ってみたい気持ちもある。
けど、まだ小さい一也との時間を減らすことを考えると、
あまり気が進まなく、暇そうな文化部に入ろうかなぁとも考えている。

最近、おじいちゃんの具合もあまり良くなく、おばあちゃんに
こちらの面倒をかけすぎるわけにはいかない。

来年一也も小学校に入学するとはいえ
まだ低学年のうちは放っておくわけにはいかない。

『担任や顧問の先生にも、相談してみようかなぁ。』

りか「それがいいよ。一也くんと一緒の保育園で
1歳違いの私の妹もいるし、できることは手伝うよ！」

ゆみ「私も！お母さん専業主婦で家にいるし、
ご飯とか今まで通り協力できることあると思うし！」

『2人とも、ありがとう〜！君ら最高すぎる。』

入学式も終え、部活の紹介があったり、
クラスに分かれて今後の説明を受け、その日は解散。

りかとは同じクラスになったけど、
ゆみとは残念ながら離れてしまった。
まぁ、ゆみは誰とでもすぐ仲良くなれるから、大丈夫だろう。

たまたま担任の先生がソフトボール部の顧問だったので、
帰り際に相談をしてみた。

うちの学校のソフトボール部は、
全国を目指すような強豪校ではないので、
土日もどちらかは休みがあるし、
平日も18時には練習を終えるようにしているそうだ。

そして、私の家庭事情のことも事前に確認してくれていたようで、何か困ったことがあればいつでも相談してくれて構わないと言ってくれた。
同時にソフトボールに興味があるのなら
ぜひ入部してほしいとも言ってくれた。

ちなみに、保育園に事情を説明し
今後は私が一也のお迎えに行くことになった。
18時に部活を終えるなら、18時半までのお迎えに
なんとか間に合いそうだ。

先生と話したことも含めて、もう一度よく考えてみよう。