21 ページ21
俺は気づいたら制服を着ていた
ことのおかしさに改めて気づかされる
「あなた誰」
いつもの柔らかい表情ではなくこの世のすべてを恨んでいるような目で見られた
つい癖でむっとしてしまう
zm「お前こそだれや」
そう言おうとした瞬間、俺の背中が凍りついた
俺はまだこの言葉を発していない
なのに俺の声でこう聞こえた
焦って後ずさる
するとそこには俺がもう一人いた
俺がさっきまで座っていた場所にだ
zm『あー...俺の声聞こえとる?』
試しに言葉を発してみるも、二人とも反応を示さない
これがリモート・ビューイングってやつか?
話でしか聞いたことがなかったがそうなのだろう
俺は意識だけ過去にタイムスリープしているらしいから
その時、体が急に虚空に沈んだ
もちろん自分からまた空中に落ちたわけではない
いきなり床を通り抜けてしまったのだ
学校だと思っていたものが細かい欠片となって俺の横をかけて行く
俺は抵抗することができず、のし掛かってくる圧力に身を委ねた
_______________
純白の羽を纏った少女は血にまみれて動かない男に近づいた
男は一目でもう助からないことがわかるくらい重症だ
少女の表情は窺うことはできないが、きっと酷い顔をしているだろう
すると少女は男に近づいて口づけをした
少女はその行為がどういうことか知っていてやっている
?「ついにやったか...」
俺は少女に近づいて行った
これから少しばかり忙しくなるだろう
79人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パリピなマヨネーズ - すごく感動しました!もう夜の2時なのに夢中になって読んでしまう程の素晴らしい作品でした!もう最高ッスネ!!! (2021年12月22日 0時) (レス) @page36 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - ミキさん» 同じ悩み…!私もギャグ系書きたいのに段々シリアスになるんです! のんびりでいいので更新頑張ってください!! (2019年8月16日 16時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 関節痛いもげそうさん» 本当ですか!?ありがとうございます!!実はもっとギャグとかをいれようとしたんですが、私にはできなかったんです(笑)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします! (2019年8月14日 17時) (レス) id: 051979f450 (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - 泣きました。 最初はテンションが高く面白そうな話だなと思っていたのですが、まさかの展開続きで…こんなに素晴らしい作品をありがとございます!! (2019年8月14日 11時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミキ | 作成日時:2019年5月27日 19時