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*43* ページ43

youside







そう言ったあなた達は




私の方に歩み寄り




私の手をそっととった




そして何かを私の手に握らせた









彼らは目に涙を浮かべながら



微笑んでいた









SR「さあ、そろそろ時間よ」





サラは自分の持っていた懐中時計を見ながら言った





「サラっ!!!」




SR「ん?」




「あの…その…ありがとう。」




SR 「別に、これも仕事だし。


私もあなたみたいな


素敵な人間に出会えて良かったわ」









サラにお礼の言葉を言った



なんだかんだ言ってサラも仕事でやってたわけだし



私のために色々なことをしたらしいし



またどこかで会えないかな

















「あっ…」




グクとテヒョンの足のつま先から



キラキラと輝く粉になって消えていく




「ぁ…あ…っ」




最後は笑顔で見送ろうと思ったけど




いざその時が来てしまうと




泣いてしまう。




少しずつ消えていくグクとテヒョン




彼らもまた、微笑みながら泣いていた




私は言える限りのありがとうを送った








「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、、、ほんっとうにありがとう!!!!」









最後のありがとうを言い終えたと同時に




グクとテヒョンは完全に消えてしまった




サラもいつのまにか消えていた









グクとテヒョンがいた場所にカードが落ちていた




見てみると




“ユキ Happy Birthday ‼”




と書かれていた




さっきグクとテヒョンに何か貰って




ずっと握っていた手を開いた。




そこには小さな箱があった




開けてみると



















3つの十字形のネックレスが入っていた


















そう、彼らの49日は




私の誕生日でした







*44*→←*42*



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ゆずき(プロフ) - 本当に最高でした。 (2022年7月23日 21時) (レス) id: 2a9ae59ee6 (このIDを非表示/違反報告)
くる(プロフ) - 久しぶりにめっちゃ泣きました 続きが見ていたいです! (2020年6月2日 9時) (レス) id: 26ef12c15f (このIDを非表示/違反報告)
YGfamily_Kokoro - 生きている限り必ずしも終わりは訪れるもの、でもそれがいつ来るか何て誰にも分からないこそ今を精一杯に生きて人生の終わりに“幸せだった”と思えるように私もこれからの人生を生きていきたいと思いました。素晴らしい作品をありがとうございました! (2019年2月20日 0時) (レス) id: 5a0264ec65 (このIDを非表示/違反報告)
YGfamily_Kokoro - いつも通りな日こそ幸せなことはないということ、当たり前な日々が永遠に続くとは限らないからこそ今を大切に生きていかなければいけないということを学ぶことができた作品でした。 (2019年2月20日 0時) (レス) id: 5a0264ec65 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 最初、涙目になりながら前編を読んでいて後編をみて、まだ半分しかみてなかったのに号泣しました。 本当に、素晴らしい作品でした(T∀T) (2019年2月12日 19時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マリー | 作成日時:2017年10月20日 20時

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