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.114. ページ14

《一緒にいるとボロが出るかかもしれないからね…》


希空は朱里と翔をチラリと見てその場を去った


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『ただいまぁー』


昴「おかえりなさい…大丈夫でしたか?」


『あぁ、狙撃事件のこと?』


昴「えぇ、阿笠博士から連絡を受けまして…あなたが犯人を追いかけに行ったとね…」


『見ての通りピンピンしてるよ』


昴「それはよかったです…しかし、もう二度とこんな真似をしないでください。下手したら死んでいたかもしない」


『じゃあ、死なないように頑張るね』


昴「そういう問題ではない」


珍しく昴が少し怒っている


『大丈夫だって…私そんなにヤワじゃないから』


希空はそう言って自分の部屋へ行った


昴(俺はお前に死なれては困るのだがな…)


ピコン


昴(ジェームズからか…)


送られてきたメールには今回の狙撃事件の詳細が記されていた


––––––––––––––––––––––––––––––––––––


希空が部屋でスマホを開くと翔に電話をした


翔“はい”


『お父さん?今大丈夫?』


翔“あぁ、大丈夫だぞ”


『今回の狙撃事件のことなんだけど…なんか、聞いたことあるような気がするんだよね』

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作者名:クォーター | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月24日 19時

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