ポケモンでも現実でもカレーばっか食べてる ページ10
静まり返る、そこまで広くはない研究室
隅に固まり動こうとしない少女
チンピラ上がりの柄の悪い不健康男
変な髪型のマッドサイエンティスト
存在を消されてるかわいそうな女、私！
全部が異質すぎて何も噛み合ってない4人
「何これ地獄絵図？」
「あっという間でしたね」
「とりあえずサカキ行ったし、話してよミヅキ」
「ぅ、、、、」
顔を伏せてグスグス泣いているこの子は一体なんで私の事を消そうとしたのか
「落ち着いたらでいいか、、、ちょっと私外行くね、グズマ見といて」
私以外なら話すかもしれないし
ちょっと久しぶりにアローラを廻ろう
ーーーーーーーーーー
リザードンライドでメレメレ島に来た
二番道路、グズマの家、ハウオリ霊園、その奥の私の家
私を忘れた両親はどうしているだろう
、、、、、、
閑静な墓の横にそぐわない男の怒声、女の悲鳴、物の壊れる音
予想通りだ
顔を顰める墓参りの人たち。手向の花も枯れてしまいそう
本当に近所迷惑
コンコン、と扉を叩けば背の高い男が出る
「どちら様？今取り込み中なんだが」
不機嫌そうに乱雑にドアを開けたこの人が私のパパ
奥で薄着で床に項垂れている金髪の女がママだ
こんな醜態見せるな恥ずかしい
「いえ、すこし騒がしいので気になって」
「お嬢さん余計なお世話だよ。、、、？お前、なんだかよく似てるな」
ママの方を見やった。親子だし当たり前だろ
「、、、、もう行きますね」
「ったく、」
強くドアを閉めて、また怒鳴りつける声
「来るんじゃなかった」
金遣いが荒くて、その事で昔から喧嘩ばかりだった
私がトレーナーになって稼ぐようになってからは少しずつ仕送りもしたし、財団からのお金は全部流していたんだけど
それでも足りないと集ってくるのには本当にうんざりで、ロクに面倒を見てもらった事もなければ別に恩もクソもない
私がいない今、2人の稼ぎでは状況は悪化しているだけだった
ざまあみろ
ビーチのはずれ、海辺の洞窟が私の秘密基地
涼しくて暗くて、何より静かなのが好きだった
小さいときここでアシマリと出会ったし、グズマともいっぱい遊んだ
「、、、、あれ」
足元に転がるモンスターボール
点々と数個落ちている
すぐにかき集め、中を確認すれば、間違いなく私の手持ちだった
こんなところにあるなんて
「みんなごめんね、」
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かっちゃん(プロフ) - しゃくどうさん» (●'д')bﾌｧｲﾄです！ (2020年1月20日 12時) (
レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
しゃくどう(プロフ) - かっちゃんさん» かっちゃんさ〜ん！ご愛読ありがとうございます！もっと主人公が幸せになる様がんばりま〜す (2020年1月19日 19時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - 主様…ストーリーも表現の仕方もお上手ですな…今後の展開も楽しみにしております！！ (2020年1月19日 17時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - ﾌｵｵｵｴｴｴｴｲ(^q^三^p^)ﾌｵｵｵｴｴｴｴｲ!!!続編キタァァァァァアアッッ！！！んふふ… (2020年1月19日 17時) (レス) id: 17dcb00d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃくどう | 作成日時：2020年1月18日 15時
