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「好きなものに熱中するんだったら、専門的な部活でも良いんじゃねえの?」


「全く、分かってねえなぁ。」


「えぇ?」



態とらしく言う。


何故、こだわるのか。それは。



「色んな人の好きなものって魅力的に思わん?」


「は?」


「例えばさ、宇多は本が好きだろ?」


「おぉ。」


「ってことは、本に楽しみがあるわけだ。ってなると、俺的にはそれに興味を持つ!!おわかり?」


「・・・すまん。分からん。」



俺はだらけたように項垂れた。



「つまりは、お前は人の興味のあることに興味があるってことか?」


「そうなるな!」


「ふーん。」


「なんだよ。」



聞いてきた癖に反応が薄い。


ていうか俺、無口じゃなくなってきたな!


仕方ない。人とのコミュ、コム、コミュニュ、コミュニケーションは必要だからな。



「なぁ。」


「なんだよ?(二回目)」


「彼処、平川先輩いるぜ。」


「え」



指差した先には桜の木の下でぬいぐるみを抱いて上を向き、ぼーっとしている平川先輩がいた。



「平川先輩?」



二人で近くに行って声をかけた。



「ん?あぁ、おはよう。ふぁ〜」



欠伸?眠いのか。


俺の予想的には、寝不足だな。当たり前か。



「眠いんですか?」


「あ、うん。紙持ってきてくれた?」



申込書を取り出して言う。



「申込書ですよね!」


「うん。僕渡しとくよ。」


「え、良いんですか?」


「おい宇多。」



甘えようとする宇多を睨む。


だって狡くね。



「大丈夫だよ。君たちは先に部室行ってて?ちらほら来てるから。」


「はい!ありがとうございます。」



お礼を言うと、微笑んで職員室の方へ行った。


先輩を見送った後、部室へ向かう。


コンコン、とノックをすると、どうぞ〜と声がした。


扉を開けると、女子二人が来ていた。



「あ、オタサーに入りたいって言った子だよね。」


「はい。佐藤凛空です。」


「同じく、宇多界人です。」



自己紹介をすると、二人もしてくれる。



「九条奏です。こっちは赤田ひな。よろしくね。」



やばい・・・CVが好きな声優さんに似てる。


誰かって?根○美○子さんだよ。


ヘ○○アのハ○○リーさんで好きになったぞ!


あびゃああああああああ!!!!!!!!!


はぁ、すっきりした。



「よろしく〜。ねぇ、二人はなんのオタク?」


「あ、アニメと地理です。」


「本です。先輩はなんのオタクなんですか?」



赤田さんは机に座って言った。

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作者名:きーちゃん | 作成日時:2020年1月14日 14時

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