ジャンヌ・ダルクに恋したのは皇帝5【野坂悠馬】

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名｢とう言うことで、五十嵐さんが
転校生としてうちにやってきました
仲良くしてあげてくださいね｣

貴｢よろしくお願いします｣

(ｶﾞﾀｯ

名｢円堂ーうるさいよー｣

貴｢円堂？｣

私はふと前を見た

貴｢…ま、もる…！一郎太…！｣

豪炎寺も…いる！嬉しい…！

名｢さ、席はそうだね…円堂の後ろだ｣

貴｢分かりました｣

先生にそう言われて守の席の後ろに座る

名｢次の時間どうしようかな｣

円｢せんせー！質問は？！｣

貴｢ちょ！？守！｣

名｢それでもいいんだがな…｣

貴｢せ、先生…！｣

私があわあわしていると机に守の手が置かれた

貴｢？｣

円｢俺の手、ギュッてしとけよ！
そうしたら落ち着くだろ？…な？！｣

貴｢守…｣

そう言われて守の手を握る

名｢じゃあ質問のやつにしようか｣

そう言われて質問が始まり、素直に答えることが
できたと思っている…時間は早く下校時間になった

円｢A！部活来いよー！｣

貴｢今日はいいや、明日以降に顔を出させてもらうね｣

円｢おう！待ってるからな！｣

貴｢うん｣

そういうと守は勢いよく走っていった

風｢お前が来るの楽しみにしてるよ｣

貴｢うん、一郎太も頑張ってね｣

風｢ありがとう｣

一郎太も、守を追いかけて行ってしまった

貴｢校内探検でもしようかな｣

そう思い、私は足を進めた

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