あじと ページ9
・
『本当になにこれ』
朝起きると何故か梵天の幹部たちに囲まれていたAです
意味がわからず、近くに居た鶴蝶の服の裾をほぼ無意識にキュッと掴むA
「姉ちゃんおはよぉ♡」
「姉ちゃん、お腹すいてねぇ？」
「シスコン黙れよ」
「てめぇが黙ってろクソヤク中スクラップ野郎」
「ボロくそじゃねぇか」
『ねぇこれ何』
「マイキーがAに会いたいって言うからさぁ、どうせ起きてる時に言っても着いてきてくれないだろ？」
『行かないよ』
「だから俺達が寝てる姉ちゃんを連れてきたってこと」
分かった？と弟二人に顔を覗き込まれて、頭を抱えるA
全く意味が分からない
『とりあえず竜ちゃんと蘭ちゃんは後でお説教ね』
「ぷぷ、だっせぇ〜〜〜」
「黙ってろくそピンク」
『で、マイキーはどこにいるの』
「あそこ」
竜胆が指す方向に背中を向けてたい焼きを頬張る白い頭の細い男
昔は敵対してた無敵のマイキー
今では弟たちのトップ
人生何があるかわからないね
そんなことを考えながら数ヶ月ぶりに会うマイキーの元へ、ソファから降りて向かう
『マイキー』
「…A、おはよう」
『ん、おはよ〜。何かあった？珍しいじゃん、マイキーから会いたいなんて』
「特に何もねぇよ」
『とりあえず、寝てる間に拉致るのはやめてね』
マイキーの隣に座っても怒られることはない
何故か、今ではしっかりマイキーのお気に入りになってしまったようで、執拗に梵天に誘われるのもこれが原因
「うちに入れ」
『えー、やだ！私は普通の会社員がいいの〜』
「別に犯罪を犯せとは言ってないだろ」
『所属することがアウトなんだよ』
「マイキーにも、俺らにもそんな口聞いて殺されねぇの姉ちゃんだけだよ〜？」
『蘭ちゃんも竜ちゃんも私が殺されるってなったら戦争起こしちゃうでしょ』
「せいかぁい♡」
『はるちゃんも私のこと大好きだもんねぇ？』
「あ゛？んなわけねぇだろ！スクラップにすんぞ、調子乗んな」
『はいはい、照れ屋照れ屋』
「姉ちゃんに向かって何言ってんだぶっ殺すぞ」
こんな言い合いをしてる中、マイキーは静かにたい焼きを食べながらAに少しだけ体重を預けていた
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 873人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ごりら(プロフ) - うおお…すきです…、！！応援してます！！！ (2021年9月25日 8時) (
レス) @page4 id: 0c5c330aa8 (このIDを非表示/違反報告)
ただのｦﾀｸ - いいなぁ！愛されだっ！なんかもうﾃｭﾝｸしちゃいました！！！！(？) お気に入り登録&高評価シツレイシマース 続き待ってます！！ (2021年9月24日 14時) (レス) @page3 id: 62fa6d383a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くりーむぱんだ | 作成日時：2021年9月24日 2時
