【ONEPIECE】あなたは誰の彼女になる？【2nd】

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＿＿過去のトラウマからパニック障害を患って早2年。

日常でもふとしたことが引き金になって過呼吸や目眩を起こしてしまう。

皆に変に気を使って欲しくなくて隠していたけど、それは突然訪れる。皆にバレないように、自室に籠り落ち着くまでひたすら待つ。でも今日は＿＿




🔥エース

自分の前でしゃがみこみ、急いで自室に戻ったAが気がかりで、勢いよく扉を開けるエース。

部屋の隅で苦しそうにしているAを見つけると、慌てて駆け寄り抱きしめる。

｢大丈夫か？｣と声をかけても、意識が朦朧としているAを見てどうしたらいいか分からなくなってしまう。

｢このままだと死んじまうんじゃねぇか｣と思って、顔がぐちゃぐちゃになりながら慌ててマルコを呼ぶ。

しばらくしてマルコに、重度のパニック障害だと言われると眠っているAの傍で手を握るエース。

エース｢今まで俺たちに隠してきたってことか…？｣

今まで1人で抱えてきたことにショックを受け、頭を撫でていると目を覚ますA。

エース｢ごめん！おれ全然気づいてやれなくて！！｣

ううん、と首を振るAに思わず泣きつく。

今はまるで逆の立場だけど、Aがまたパニックを起こしたときは、すぐに抱きかかえて安心するまで頭を撫でてくれる。




🎩サボ

ガチャと扉が開く音が聞こえると、ゆっくり足音がこちらに向かってくる。

サボ｢ずっとこうして、おれに隠して無理してたのか？｣

頭を撫で優しい声で聞いてくるサボ。

苦しい呼吸をするAの肩を抱き、自分の方に寄せると｢俺の呼吸に合わせて｣と深く息をする。

サボの呼吸に必死でついて行くと、だんだんと息をするのが楽になる。一頻り落ち着いてくると、肩をトントンと叩き、｢よく頑張ったな｣と微笑むサボ。

｢迷惑かけてごめんね｣と小さな声で伝えると、目を丸くするサボ。

サボ｢誰が迷惑だなんて言ったんだよ。俺は嬉しいよ、こんなにAとくっつけて。｣

その言葉でサボとの距離の近さに気づき、顔を真っ赤にするA。

サボ｢でも、Aにとっては苦しいことだから早く治そうな。それまでだったら、俺は何回でもこうしてやるよ。｣

その言葉に少し甘えたくなってサボの首元に頭を寄せると、ぎゅっとサボの匂いに包まれた。

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