【彼女がリスカしていたら】 ページ27
💬サクラ さまリクエスト
⚠︎病み夢主／流血表現あり
＿＿いつからだろう、自分の手首を傷つける事が日課になったのは。
私はお荷物になっているんだ、私さえいなければ…そう考え始めると無意識に自分の体に傷つけてしまう。
今日も部屋で1人、鈍く光る銀色のそれを手首にあてる＿＿
👒ルフィ
ルフィ｢何やってんだ？｣
背後から聞こえた馴染みのある声に、慌てて刃を引っ込めるA。でも既に遅く、ルフィの目の前には赤く染ったAの腕があった。
ルフィ｢っ！怪我したのか？｣
今はそんなルフィの優しさが辛くて、必死に隠そうとするA。
その瞬間にAの背後で光るカッターをルフィは見逃さなかった。
ルフィ｢自分でそんなことして、意味あんのか｣
急に声のトーンが下がったルフィに驚いて顔を上げると、悔しいとも怒っているとも取れる表情をしているルフィ。
意味を聞かれ答えることができずにいると
ルフィ｢おれは、お前にこんな事して欲しくねェ！お前には、仲間がいるだろ！！｣
今にも泣きそうな顔でそう言われ、これまで塞き止めていたものが一気に溢れ出すA。
声を上げて泣くAを抱きしめ、傷ついた手首をそっと包み込むルフィはさっきよりもずっと優しい顔をしていた。
⚔️ゾロ
ポタポタと滴る血液をただ眺めていると、突如上から白い包帯が腕を包む。
驚いて顔を上げると、Aの代わりに止血をするゾロの姿が。
A｢やっ、違うの！これは、｣
慌てて誤魔化そうとするも、無表情で手当をするゾロを前に言葉が何も出なくなる。
ゾロ｢刃物は、こういうことをするための道具じゃねぇぞ｣
小さい声で呟くゾロに罪悪感が押し寄せてくる。
ゾロ｢…お前がどれだけ辛かったのかは、この傷見りゃわかる。おれが、どれだけ気づくのが遅かったのかも…この傷見りゃわかる。｣
そう言って手当をしたばかりの腕を黙って見つめるゾロ。
A｢…不安だったの、皆のお荷物になってるんだって思って、｣
悲しげな目をするゾロを見て、涙を拭いながら自分の思いを吐き出すA。気づけばゾロの胸の中に引き寄せられていた。
ゾロ｢お前が荷物なんて誰が思うか。ルフィもナミも皆お前がいて良かったと思ってる。クソコックを見ろ、お前が来てから浮かれまくりだ。少なくとも俺は…お前が居てくれて心底良かったと思ってんだ。｣
1ﾍﾟｰｼﾞ2ｷｬﾗになります！
文量多くてすみません💦
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
お菊推し(プロフ) - ウミカさん» ありがとうございます！よろしくお願いします (2022年10月21日 12時) (
レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
ウミカ(プロフ) - お菊推しさん» コメントありがとうございます！私自身力不足で口調やキャラが掴みきれていないところがございますが、少しずつ出してみたいと思います！ (2022年10月21日 9時) (レス) id: 403a31885a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ウミカさん！またリクエストを叶えてくださり、ありがとうございます！お忙しいと思いますが、これからも無理をせずにゆっくり頑張ってください！ (2022年10月19日 21時) (レス) id: 85d39f3790 (このIDを非表示/違反報告)
お菊推し(プロフ) - 赤鞘九人男の河松と菊之丞と傅ジローって出来ますか？ (2022年10月19日 19時) (レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
ウミカ(プロフ) - ほりはるさん» 返信遅れてしまいすみません！お時間頂戴しますが書かせて頂きます！ (2022年10月18日 16時) (レス) id: 403a31885a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ウミカ | 作成日時：2022年9月28日 17時
