【ONEPIECE】あなたは誰の彼女になる？

【病んだ彼女が海に落ちたら】 ページ28

⚠︎︎夢主、病んでます！！


＿＿ 私はこの船で役に立ててるのかな、邪魔者じゃないかな、

最近そう悩んでしまうことが増えた。
どんなに考えても、答えが出るどころか逆に思い詰めてしまって…

疲れきった私は甲板の手すりを超え、夜の海の暗さに飲まれる ＿＿




👒ルフィ

ルフィ｢A！！｣

自分が能力者である事を忘れ、海に飛び込むルフィ。

その後、ルフィの叫び声に気付いたゾロが海から引き上げる。

ルフィ｢お前、なにやってんだよ…｣

A｢……ごめんなさい｣

理由も聞かず、泣きじゃくるAの頬に手を置くルフィ。

A｢ごめ、すぐ…泣き止むから、｣

Aが涙を拭おうとするとルフィにその手を止められ、代わりに泣き顔を隠すように麦わら帽子を乗せられる。

ルフィ｢誰も見ねぇ。だから、我慢すんな。｣




⚔️ゾロ

水飛沫の音で目を覚ますと、さっきまでいたはずのAの姿がない。

考えるよりも体が行動してしまい、すぐに海に飛び込むゾロ。

ゾロ｢なにやってんだ！｣

小突こうと思い少し強めの口調で言うも、Aの顔を見てドジで落ちた訳では無いことに勘づく。

船に引き上げ、Aの体を拭くと、酒を持ってきてAの隣に無言でどっかり座る。

A｢ごめん……怒ってるよね、｣

ゾロ｢もうこんな笑えねェ冗談やめろ｣

一見怒っているように言うが、Aの腰にそっと手を回すし、何かとついてまわるようになる。




🕒サンジ

キッチンに立っているので落ちた瞬間気付かない。

でも直ぐに、ナミが泣きそうになりながらサンジを呼ぶ。

顔を真っ青にしながら、急いで甲板に向かうと既に引き上げられたAが。

サンジ｢Aちゃん…！｣

髪もビショビショでぐったりしたAを抱き締めるサンジ。

サンジ｢…なんでこんなことしたんだ」

サンジ｢俺を置いてかねぇでくれ…｣

力無く、今にも泣きそうなサンジに申し訳ないことをしたな、と思うA。

A｢ごめんね…サンジくんを置いてくのは、やっぱり間違いだった｣

そう言ってへにゃ、と笑うAを力を込めて抱き締める。

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