暗殺教室,ずっと前から好きでした【千葉龍之介】3 (ページ38)

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番外編～夏祭り～ページ38

※季節設定→夏

暑い。ココ最近猛暑日だ。

しかも、このクラスエアコン(クーラー)が無い!!

暑くてバテてしまいそう

『あのハゲ(？)理事長…お金あるならＥ組に使えよ、どうせ有り余ってんだろ!!』

((栢居が暴走した))←

「でもそうだよね…理事長…恨む」

同じ思いの人がいるみたい。

机に顔を伏せると、頬にピタリと何か当たる

それがとても冷たく、心地よかった

『ん…？あ、龍くんの手か。冷たくて気持ちいい』

「お前…こより顔あつすぎだろ。」

龍くんはやや呆れ顔(？)

「ん。お茶だけど。飲みかけだけど」

『わ……ありがと!!』

お茶を口に含むと体が元気になるのは気のせいではないはず。

汗で服が体にべっとりとついている感触がやけに気持ち悪いのは、この暑さのせいなのか？

『ねー、龍くん…帰りアイス買ってこ…』

「あ、ああ、分かった」

「私も行く～…暑い」

連日の猛暑日。

毎日クーラーのない教室で作戦をたてているからか、徐々に体に倦怠感を覚える。

兎に角怠い、誰か広い部屋で作戦たてようって提案を出して欲しい。何故誰も出さない

『きっとこのまま干からびて魚になって食べられるんだぁ…』

「何その妄想……」

『……えへっ☆』

これ以上無いくらいのおふざけをかましたボクは椅子によりかかる

……岡島に食べられたくないなぁ

「？」←岡島

『むふふ…あいすうまうま』

「お前…アイスあるじゃねーか。」

『いいっしょ？Ｅ組だから怒られない』

「え…栢居ちゃん、本校舎でもやってたよね？
１年の夏に思いっきりアイスを教室で食べて浅野くんに怒られて、理事長に呼び出し食らって退学寸前だったよね？」

『それは言っちゃダメだよ！』

顔に熱が集まる、元から熱いというのに更に熱くなってしまった。

「栢居こよりの度胸ありすぎ伝説」

『えーなんか、ダサ～い』

岡島のセンスに耳を疑った。

「こよりが見た目に似合わず度胸が有り余ってる件について」

『莉桜、あながち間違ってないから否定しにくいけど、失礼だよ。全国のこよりさんに謝れ!!』

「え～全国民の"こより"さん、すみませんでした」

((そこ謝るんだ))