83話 ページ4
giyuu.side
「ふぅ。」
温泉に入り疲れを取り、ゆきなを待たせない様にと少し早めに外へと出る。
貴「お待たせ義勇。」
「ゆっくり浸かれたか…！」
振り返ると火照った顔で濡れた髪を緩く結い上げている姿のゆきながいた。
貴「？どうかした？」
「いや、何でもない。湯冷めしてしまうからこれでも羽織っておけ。」
髪を結っているおかげで普段は隊服で見えない白い頸が見え、色っぽい姿を直視出来ず自身の羽織を着させる。
貴「温泉気持ちよかったね！」
「あぁ、偶にはいいものだな。」
貴「この後はどうする？」
「もう少ししたら夕食の準備が出来ると言っていた。」
先程里の人が伝えにきた事を伝える。
貴「そっか。少し時間があるみたいだから鉄穴森さんの所に行ってもいい？」
刀が気になるのだろうと思い、特にする事があるわけでもない為問題ないと伝える。
「あぁ、俺は構わない。」
貴「ありがとう！」
ゆきなの声に振り返りまた色っぽい姿を直視すると、こんな姿のゆきなを他の人間に見られたくないという独占欲が出てしまい再度提案を出す。
「……やはり行く前に一度部屋へ戻って髪を乾かすぞ。」
貴「このくらい大丈夫だよ？」
自分の姿がいかに無防備か自覚がない様で少し今後の危機管理が心配になりながら、適当にそれらしい理由を付けて髪を乾かすように誘導する。
「ダメだ、風邪をひく。」
そう言うとゆきなが折れて一度部屋に戻ってから鉄穴森の元へ向かう事になった。
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ゆっきー(プロフ) - るぅりさん» ありがとうございます！ (2019年10月4日 22時) (
レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - むぎさん» ありがとうございます！また更新していきますので是非よろしくお願い致します。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ぴーさん» ありがとうございます！長らくお待たせ致しましたがまた更新していきますのでお時間ある時にでもお読みいただければ幸いです。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
るぅり - 最高です (2019年7月16日 22時) (レス) id: 9495e3f6a2 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 好きすぎて頭から竹が生えそうです←なんでだよ 早く続きが読みたいいいいい (2019年7月9日 11時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきー | 作成日時：2019年5月30日 18時
