はぁ…やれやれ ページ5
夾｢待てコラ！貸すってなんだ！｣
Aは眠気で投げ、紫呉はこれ以上楽羅に家の中を
壊されるのはたまらない｡
夾｢俺は行かねぇぞ！第1外に用なんざねぇ！｣
『そうなの？じゃあ透ちゃん、この2人に夕飯の買い物
頼んだら？』
楽羅｢お買い物？うんうん！行くよー！｣
夾｢行かねぇ！！｣
『楽羅、はいメモ』ｽｯ
書いたメモを楽羅に渡した
夾｢おい、だから俺は行かn…楽羅｢よっしゃデート
じゃあ！！｣」
猪のように飛び出していった
2人の気配が完全に無くなったあと…
紫呉｢追い出し作戦成功…!｣
透｢えっ｣
由希「(やっぱり)」
紫呉｢少し2人きりにしてあげれば楽羅の興奮も
鎮まるでしょう」
『これだったら家も壊されないしね…』
由希「…押しを弱めればいいのに､楽羅も｣
『…弱めてるのかもしれない』
由希｢えっ？｣
『あんなに夾の事大好きだと…本当は毎日会いたいはずよ』
透｢そんな気持ちを…押さえているように見えます…｣
紫呉｢気を使ってくれたんだね､買い物｣
透「え、あ、それは…Aさんが…」
『眠いのに煩いと寝れないからね…それだけ』
由希｢でも、押さえても爆発しちゃうんだから毎日来られた
方がマシだけど…家も壊れないし｣
紫呉｢全くだねぇ…夾の口座からしっかり罰金を引かせて
もらうよ…楽羅からも｣
紫呉から聞こえたある単語に透は思わず反応してしまう｡
透｢夾くんは口座を持ってるんですか…？｣
紫呉｢え？あぁ､うん。由希くんだって持ってるよね」
『本家の方から月々お金入ってくるんだよねぇ…』
透｢そうだったのです…か｣
由希を見ると由希は複雑そうな顔をしてその顔を見る度…
草摩の事情も内情もまだまだ分からないことだらけだと
気付かされる
透｢あ､えっと､雨も止んだしお洗濯でも…｣
紫呉｢またすぐ降ると思うよ？」
『折角だから由希とデートしてきたら？』
透｢い､いえそんな…あの…｣
由希｢…しよっか､デート｡いつものところで良ければ｡｣
微笑む由希の顔を見て透も笑って頷く｡
透｢…はいっ｣
紫呉の隣に座っていたAは本を読みながら
「いってらー」と言った
紫呉「お茶でも飲む？」
『うん、今日はもう疲れた…寝る』
紫呉「飲んでから寝よっか…」
大人組は部屋で静かにお茶を飲み、読書やら
睡眠に入ったようだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚木葵(プロフ) - 黒灰白有無％さん» ありがとうございます✨もう1つの作品…あぁ、紅野オチの！！両作品を読んでいただきありがとうございます！更新速度が低速野郎ですが、気長にお待ちください💦 (8月16日 12時) (
レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - やっぱりとても面白くて大好きです！！読み返しに来たら話数も増えてて嬉しいし,フルバのもう人作品の方も読ませて頂きていたのですがまた雰囲気が違ってこちらも凄く好きです！！これからも応援してます.無理しない程度に頑張ってください！！！ (8月16日 8時) (レス) @page44 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - ゆりりんさん» ありがとうございます💦お気長にお待ちくださいm(_ _)m (6月22日 10時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 紫呉さん大好きなのでこれからも楽しみにしてます！更新待ってます！！ (6月22日 1時) (レス) @page43 id: 9b1afb3a44 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - ワッフル魔神さん» ありがとうございます〜✨お気長にお待ち下さい💦 (2023年2月23日 21時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚木葵
| 作成日時：2021年11月7日 0時
