ヒョロっと ページ17
紫呉｢はー君もいい事言うじゃないですか」
『譲歩しあう事を覚えるべきだよねぇ…』
夾｢何が言いたいんだよ…テメェらまで俺を【仲良し】
扱いしてんじゃねぇだろうな」
夾｢【もっと知りあえたら】？ふざけんな！それでなくとも
近くにいすぎてうざったいんだよ！俺は由希が
嫌いなんだよ！嫌いなままでいいんだよ！」
紫呉｢何故､嫌うことが義務のような言い方をするのかな」
『まるで知る事自体に怯えてるような目で…』
夾｢…っ！｣
透「夾、くん…夾くん待ってください…！」
走り去った夾を､透は玄関に座る紫呉の横を通り追いかける｡
由希｢…何？何事？」
紫呉｢いや､なに｡ちょっとばかし歯痒かったので…」
『突っつきすぎたかな…まぁ、私も人の事言えないか…』
Aは夾と重ね合わせる
紫呉「夾を見てると昔のAを見てるみたいだよ」
由希「っえ？」
『私と夾は似た者同士だからね…夾の気持ちは
分からないことはないよ』
Aは居間に戻って行った
ちょっと時間が経ったら
紫呉｢お帰りィ、透くんにスケベな事しなかっただろうね」
夾｢するかボケ！！テメェと一緒にすんな！！」
夾はヒョロっとなりいつも通りに帰ってきた
『おかえりなさい透ちゃん、夾』
由希｢おかえり｣
透「ただいまです」
そして次の日
紫呉「おはよう、今日は随分寝たね」
『目覚まし時計を設定して寝たのに気付いたら
3時間オーバーしていた…』
紫呉「んー、あれだね、電池切れだね」
『…何処か行くの？』
紫呉「ちょっと本家のところにね」
すると紫呉の部屋から電話が鳴る
『電話…』
紫呉｢んー…また、みっちゃんだねぇ｣
『みっちゃん…？…あぁ、アンタの担当さん』
そうしてる間にコール音は留守番電話に切り替わる｡
«…ただいま留守にしております。発信音の
後にメッセージをお入れください»
満《先生､1つ言い忘れてました！居留守を使っても
構いませんが逃げちゃダメですよ！》
紫呉｢…面白い事言うなぁ｡そう言われちゃ､
期待に答えたくなっちゃうでしょう？」
『えっ…？』
紫呉｢と､いうわけで､僕は早速チョコレート
渡しに行って来ますか！｣
『…紫呉？』
これは、担当者への嫌がらせか…
家事を済ませて夕飯の支度をしていたら透達が帰って来た
『透、楽しかった…？』
透「はい！とても楽しかったです！！」
『そう、良かったね』
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柚木葵(プロフ) - koyuki_ko_deriaさん» ありがとう！以外に紫呉オチって難しい…！ (2021年10月25日 21時) (
レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
koyuki_ko_deria(プロフ) - とても素敵な作品で更新楽しみにしてます！紫呉好きなので嬉しいです！次も気長に待ってます！ (2021年10月25日 19時) (レス) id: 1b6b08f5ef (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 白瀬さん» ありがとうございますm(__)mお気長にお待ち下さい！ (2021年10月6日 20時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - しぐれすごく好きなので、この小説があって良かったです！！しぐれとの絡みもあってすごくウホウホですwwwwww次楽しみにしてます！ (2021年10月6日 16時) (レス) @page21 id: c2d78d0b53 (このIDを非表示/違反報告)
月岩炎（ほむら）(プロフ) - 柚木葵さん» 自分のペースで更新を進めてください！私も更新頑張ります！最近忙しいので遅れるかも（汗） (2021年9月5日 13時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2021年9月5日 2時
