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威嚇 ページ28

ロロ「鳴るはずのない4度目の
救いの鐘が響いたことで
この街には充分な魔力が満ちた…」





ロロ「既に紅蓮の花は、この学園だけではなく花の街中に
広がり、魔法士の力を吸い取り始めている」







ロロの衝撃的な発言に「ま、街中だと!?」と
冷静だったトレインが耳を疑った








ジャミル「皆!窓の外を見ろ!」







顔を口だらけにしてジャミルが叫んだ





窓の外を見ると赤く燃え広がる紅蓮の花




さっきまでどんちゃん騒ぎだったら祭り会場を火の海に








ルーク「ああ、なんということだ…人々を犠牲にして
花が輝いている。花に罪はないが、この光景はとても
ボーテは言えない…!」






デュースは炎に包まれた景色を睨みつけ、ロロに顔を向けた




デュース「真面目な人だと思っていたのに…てめぇ
卑怯な真似しやがって!降りてこい!
サシで勝負しろオラァ!」





ロロ「ふん。この場で無事だった魔法士はお前達
エスラルダとナイトレイブンカレッジの者だけ…」







ロロは腕を組みトントンとリズムを指で刻む








ロロ「お前達だけで、何が出来るというのかね?
せいぜい苦しみ足掻いて、己の無力を呪うがいい!」






すると、カチッと何かを押した音がした







ラギー「ん?なんスか、今の音」







小さい音がだんだんと大きく聞こえ





皆の床下が豪快に開いた







ロロ「是非お揃いで、諸君をお招きましょう。お前達に
相応しい、石の壁の中へとな!」







グリム「ウゲッ、床が消えた!?落っこちる〜!!」







重力には逆らえず、皆が垂直落下する







全員「うわあああ〜〜〜〜〜!!」






ユウ「グリム…!!っと、よしっ、捕まえた!!」
グリム「グヘェ!!苦しい!!」






一緒に落ちたAは背中から落ちており
受け身の体勢に出来ておらず


落ちる直前に頭を打っている






そのまま落ちると…安易に想像が出来る









『(やばいっ…)』









もう、落ちた時には駄目だな…そう意識を手放した










?「A!」









誰かに抱き締められ、頭を手で守られながら下へ落下した

喰らった(夢主Side→←黒幕の思惑



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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