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黒幕の思惑 ページ27

『正義なんて言って、本当に助けがいる
人には冷たいことね』




ロロ「黙れ!!」

『黙らない!!』





アズール「幼馴染みまで、罵倒するとは…いかにも悪党
と、いったセリフですね」







アズールはロロをメガネ越しに睨んだ
しかし、そのアズールの言葉はロロの逆麟に触れる

 







ロロ「黙れ。悪党はお前達だ!!」







見たこともないロロの表情…相当頭に来たのか
眉間に皺を寄せ、顔に影をまとわりつけていた







ロロ「あまつさえも魔法を見せつけて人々を魅了するなど…
やはり、お前達魔法士は許してはならぬ存在だ!」
 





ロロはハッキリと言い放った








ロロ「…しかし、安心するといい。お前達のような
どうしようもない悪党共を、私が救ってやる」









ロロの表情が少しばかり緩める








ロロ「私はこの花の名の通り、世界中を紅蓮に染め…









ツイステッドワンダーランド中の魔法士から
魔力を奪い尽くしてやるのだ!」





グリム「ま、魔力を奪う…?そ、それじゃあオレ様
大魔法士になれなくなっちまうじゃねーか」








グリムは「絶対に嫌なんだゾ!」と眉を吊り上げた







ユウ「どうしてそんなことを…?」


マレウス「そのような植物を広められたら茨の谷もただでは
すまない。フランムの目的がなんであろうと、黙って
見過ごすワケにはいかないな」







マレウス達の発言を聞き、ロロは「はあ…」と
深いため息をこぼす







ロロ「だから、お前達は間抜けだと言ったんだ」








ロロの溢れた言葉にセベクが「貴様アアアア!マレウス様に
向かって3度も間抜けなどと!!」と腹の底から叫び出す








セベク「もう許せん!!目に物を見せてやる!!!」


シルバー「ああ。ロロ・フランム…覚悟すると良い。魔法を
使わずとも、お前を止める術はある」


アズール「力に訴えるのはあまり好きではありませんが
話が通じない相手にはやむを得ませんね」


イデアも「害悪植物を野放しにできるわけないでしょ。
ばら撒かれる前に止めて見せますわ」




ロロ「ぷっ…あはは!」









そんな彼らの行動にロロは口を大きく開けて笑った






マレウス「何が可笑しい?」







マレウスが氷のような視線でロロを見つめた







ロロ「ああ、何もかも遅すぎる!ことは既に
すんでいるのだよ!」

威嚇→←ロロ・フランム



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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