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花火 ページ20

グリム「にゃははっ!皆がオレ様に
見とれてやがる。もっと
盛り上がるんだゾ〜!」






グリムはタンバリンの火花が散らないことに気づいた







グリム「…ん?タンバリンのキラキラはもう終わりか?」


 





キョロキョロとしているグリムにトレインが伝えた







トレイン「あのタンバリンはこの街のためだけに作った
簡単な魔法道具。オモチャのようなもの。魔法道具の効果が
切れたのだろう」


ロロ「はあ…やっと終わったか」









 ロロはハンカチの後ろでげっそりしていた
 







『そろそろ時間じゃない…?』
ロロ「それでは諸君。そろそろ終いにして学園に戻ろうか」








そう促すロロに「ヤダね!こんなんじゃ
物足りねぇんだゾ!」とグリムが言い張った









グリム「オレ様がもっともっと派手に楽しくしてやる!」









グリムが魔法を放った…すると、空に花火が咲いて
それには誰もが目を丸くする









「わあ、花火だ!でもどこから?」


「キラキラしてて綺麗。タンバリンの火花より
もっと大きいぞ」








花の街の人々が歓声を上げ、皆がグリムの花火に夢中だった









グリム「見ろ!オレ様の魔法で皆大喜びしているんだゾ!」

 






グリムも大はしゃぎだった






けれど、トレインに魔法を好き勝手に使っては駄目だと
言われていたばかり









道化師「皆さん、お静かに!これはどうやら、いたずらな
魔法士の卵からの素敵なプレゼントの様子…」








道化師の人がポジディブに受け捉えた








道化師「せっかくの1年に1度の祭り!気兼ねも気遣いも
忘れて騒ぎましょう!」



「素敵!さっきの花火をもう1度見せて!」







お客や、花の街の住民、他校の生徒達は喜んでいた




これならトレイン先生も許してくれるだろう…そう思っていた








トレイン「……」










しかし、トレインはムスゥとしていた









エペル「すごい不機嫌そう」


ジャミルは「当たり前だ。あの厳しいトレイン先生が
そう簡単にマナー違反を許すわけがない」



『あ、あらまぁ…』

魔法士からの贈り物→←踊り



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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