踊り ページ19
踊り子「さあ、会場の皆も一緒に
踊りましょう」
踊り子の合図で全員が立ち上がった
グリム「おー!オレ様のスゲー踊りを見せつけて
やるんだゾ!」
イデア「は?踊り?拙者も!?冗談でしょ!断固として
お断り!!」
案の定、イデアは高速で顔をふった
『さて、来たからには踊りますか…』
と、Aは仮面を着けて踊りに輪の中に入っていった
キレイに足取りも軽く優雅に舞い、タイミング良く
相手と入れ替わったり
かなりの手慣れの様子
『ほら、次はイデアさんの番よ』
イデア「む、無理無理っ!!A氏が輝き過ぎて
拙者の心臓がグッサグッサと刺さって死ぬ!!」
『…?簡単なリズムの方を教えますよ。これでも私
踊り子してた身ですので』
イデア「い〜〜や〜〜!!強〜制〜連〜行〜!!」
イデアの扱いにコツを掴んだAは強制連行して
簡単な振り付けの方で踊って何周か踊ってターンして
元の場所に戻った
『踊れる方じゃない』
イデア「スパ魔女…!」
『ふふっ、魔女よ。でもまぁ、私にも非はあったわ…
ごめんなさいね』
イデア「い、いや…別に謝らなくても…良い経験にはなったと
思うし」
『そう…?それなら良かっt…え〜〜』
言い切る前に同校のクラスメイトに連れて行かれた
イデア「あ、嵐のように去って行った…!!」
クラスメイトと踊り終わり
『あ、居た居た。ロロ』
路地裏に隠れようとしていたロロに手を差し伸べた
『ほら、踊りに行こ?曲が終わっちゃう』
ロロ「っ…わ、私を誘うことでキミには何の得もないだろう」
ロロは頬を赤くし、Aから顔を反らした
『…………』
ロロ「な、なんだね…?」
Aの必殺技、無言で圧をかける
で、お構いなしに手首を掴み
ロロ「ま、待ちたまえ!」
ロロを中央へ引っ張り出す
『ね、久しぶりに踊らない?』
ロロ「…っ!」
_____『ねぇ、ロロ!あれってなーに?』
『逆さま祭り…?面白そう!』
『ね、一緒に踊ろ!』_____
ロロは戸惑っていてなかなか踊ってはくれなかったが
ロロ「……まったく」
と、呆れながらも少しだけ踊ってくれた
ロロ「キミといると気が狂うな…」
ボソッとロロが呟く
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ぬ - ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時