衣装 ページ12
補佐「祭りの開かれる、この時期の
花の街を楽しむ為の
とっておきの衣装です!」
ラギー「衣装?うーん…思ってたのと違うけど
くれるってんなら貰っとくッス……ちなみにそれって
高価な物だったりします?」
ジャミル「贈り物の価格を面と向かって聞くな!」
補佐「高価…と言えるかどうかは分かりませんが
きっとご満足いただけるかと」
副会長「花の街の人達も、今の時期は皆
この衣装を身に着けております」
伝統衣装と言うより、祭りの日の晴れ着…と言った方が
近いであろう
ロロ「さぁ、鐘楼を降りよう。時間が勿体ないぞ
速やかに着替えてくれたまえ」
鐘楼に降りて、着替えを済ませた
ロロ「エスラルダは何処へ?」
補佐「エルは着替えてますよ。『両親に送られた衣装を
着ないと鬼の手紙が来る』ってボヤいていました」
副会長「物凄く顔が死んでましたね」
ロロ「あぁ。1週間前に届いたって言っていたあれか…」
ロロも1週間前のことを思い出していた
ルーク「そう言えば、A君とは上下関係があんまり
見れないね」
副会長「会長とエル…いや、エスラルダは
幼馴染みなんです」
エペル/デュース/ユウ/グリム「ええっ?!幼馴染み?!」
と、ノーブルベルカレッジに響く声
ロロ「何か、問題でも?」
ユウ「い、いや…別に問題はないんですけど」
デュース「エスラルダ先輩があまりにもフレンドリーな
感じだったので…」
そうビックリすると『ごめんなさい、遅れて』と言って
現れた
全員「っ?!」
『あら、素敵ね。皆、似合ってるわ』
赤のリボンで髪を結って
オフショルダーの白シャツ
黄金の刺繍が入ったシアン色のコルセット
黒のヒール
足首に黄金のリング
身に纏って現れた
(完全に衣装がエスメラルダと思ってくれて構わない)
補佐「流石、エル」
『…?どうかした?』
グリム「まるで別人なんだゾ!?」
ユウ「スッゲェ…女が化けるってこういうことか」
『ふふっ…どれだけ化けれるのか楽しくなるじゃない?
男子ならヴィー君が良い例じゃない?』
マレウス「ヴィー君?」
『あら…?ヴィルのことだよ。ヴィル・シェーンハイト
アナタ達と同じ高校でしょ?』
ユウ「この人、顔広っ…」
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ぬ - ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時