出会いの六年 の段！！【忍たま乱太郎】

火縄銃 ページ49

ある日の休み







ｶﾞｧｳｰﾝ、ドォーンと発砲音がする









『うん、前より良くなったな…虎若、撃つ前に
少し肩の力を抜いてみな』


虎若「はい！」


『三木ヱ門。どうしたユリ子、調子が良いじゃない』

三木ヱ門「はい！今日は断トツ、ピカイチです！」











後輩達の火器を見ていた












虎若「東雲先輩も撃ちますか？」


『いや、今日は遠慮するよ…私より後輩達の火器使いを
増やさないとね』



？「え、そうだったのか？」












後ろから声がして、振り返ると利吉が居た












『あ、利吉さん』

三木ヱ門/虎若「こんにちは」



利吉「やぁ、こんにちは。驚いたよAが
火縄銃に飽きたなんて」



『そんなワケないじゃありませんか。得意武器は
火縄銃と忍刀です…最近、毒物も扱ってますが』



利吉「毒物って…まぁ、最近は忍刀に





逃げてるって聞くけど？」











『はぁ？』


利吉「(あ、チョロい)」


『逃げてませんよ〜？私はただ接近戦にも
長けようとしてるだけです』













ニッコニコと利吉に詰める













『これでも火縄銃の腕は？落ちてませんので？』

利吉「ふーん？Aは









私に勝てないと思って辞めたのかと」










『んじゃあ!勝負しろ下さい!!』




虎若/三木ヱ門「(東雲先輩がやる気に！！)」














利吉の売り言葉にAはメラメラと買ったのだ















2人が対決すると直に広まり
ワラワラと皆が集まる
















土井「またやってる…」

山田「飽きないのか」


乱太郎「え？また、って…」
きり丸「いつもなんですか？」


土井「利吉くんが此方に来ると
いつも対決するんだよ」


山田「だが、珍しいな。ここ最近、火縄銃を
使ってる所を見た記憶がないが…」


しんべヱ「え？東雲先輩は刀使いでしたよね」












火縄銃を扱った所を見たことない後輩達












土井「Aは刀と火縄銃が得意なんだ
今じゃ、毒物も扱う事も多いけどね」


山田「まぁ、楽しそうに火縄銃を扱うのは
Aくらいだな」












そう言いながら山田は2人を見た















利吉「あの柿の木だな」


『傷付けず、柿を採れるか勝負で』
利吉「じゃ、先行でどうぞ」


『よっしゃ、任せんしゃい』

利吉「ハハッ！外しても良いぞ」















山田「利吉と火縄銃で勝負してるのが
楽しいんだろう」

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