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挨拶がてらに ページ6

ロロ「招かれざる客であるが
構いはしない。無礼な客人で
あろうと私は丁重に饗そう」






すると、紅蓮の花が登って来たのだ







マレウス「僕達の魔力を追ってきたのだな」


ロロ「んっふふ…紅蓮の花に怯え、逃げ惑う卿らの姿は
実に滑稽だよ。この美しい花を何故恐れる?
そんなにも魔法が大切か?」


アズール「当たり前のことを聞かないでいただきたいですね
時間が勿体ない」










魔法は各々が培ってきた力…謂わば財産
それを奪われて喜ぶ人がいると思うハズがない








ロロ「魔法が財産、か、その考えこそが間違いなのだよ。
魔法は悪だ。人を誘惑する、危険な力だ!









あのロロにメンチが切れていた








ロロ「悪しき力に魅了され、依存し、享楽にふける
貴様ら魔法士のなんの醜いことか……お前達は怪物だ」


『ロロ、アナタ…』
ロロ「私は違うぞ。魔法を失うことなど少しも怖くない!」


マレウス「分かっている」






マレウスや世界中の魔法士のみならず…自分自身からも魔力を
永遠に消し去る



それがロロの望みなのだろう








『だけど、ロロ…どのような理由があろうと
アナタの思い通りにはさせないわ』







此処までに散っていった者のため、学園で待つ者のため







マレウス「茨の谷のため…そして、個人的にも僕はお前に
非常に強い恨みがあるからな。紅蓮の花を消し、全てを
正そう。その救いの鐘の力でな!」




ロロ「ふん。いかにナイトレイブンカレッジの寮長言えど…
魔力を消耗し、疲弊しきった魔法士など恐るるに足らず」








と、ロロは杖を持って構えた







ロロ「…来たまえ。お前達を供物に美しい紅蓮の花を
咲かしてやろう!」


『そっくりそのまま、返すわ』











鐘楼の最上階で1VS4の魔法戦争が始まる








ロロ「ははは、口程にもないな!

皆が羨望するナイトレイブンカレッジの生徒も

誰もが畏怖するマレウス・ドラコニアも

ノーブルベルカレッジで1.2を争うA・エスラルダも

この程度か!





マレウス「くっ…大口を叩くだけの力はあるようだな」


アズール「えぇ…流石はノーブルベルカレッジの生徒会長と
いうところでしょうか」


『此処に来るまでに魔力を消耗しているとはいえ
此処まで苦戦するとはね…』


イデア「1番問題なのは、あっちが捨て身ってことでしょ」






紅蓮の花に囲まれるのも、お構いなしで
バンバン魔法をぶっ放してくる

分かりたくなくても、分かる→←ガーゴイルの頼み



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狼龍雪 - 裏話ありがとうございます!めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ノ゙ (10月22日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました! (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります!裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…?裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな? (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか? (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年10月10日 17時

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