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最上階に続く階段 ページ4

『待って、ストップ〜…!!』


アズール「だから駄目なんですって!」



イデア「マレウス氏が推しの眼の前で良いカッコしようと
している。いつ暴走しても可笑しくないですぞ…!」








3人が止めに入る








アズール「魔力で鐘楼を壊される前に、早く…そして穏便に
紅蓮の花を追い払いましょう!」









と、穏便に追い払うことになった








ガーゴイル「4人共凄い…あの花をあっと言う間にやっつけ
ちまった!」


マレウス「ふっ。この程度、感謝される程のことではない」


イデア「もはや紅蓮の花より、マレウス氏が張り切り過ぎて
鐘楼を吹き飛ばさないかが心配でしたわ…」


『同感…ヒヤヒヤする』






ガーゴイルによると、最上階に続く扉は此処にあるらしい







ガーゴイル「天井を見てご覧」
『天井…?』







天井を見上げて見ると…天井の木目が僅かにズレている


どうやら、入口みたいだ








アズール「これは言われなければ気づきませんでしたね…」
『灯台下暗し、ってやつ…?』


イデア「面倒くさいことしますわ。なんでわざわざ
扉を隠す?上に怪物でも閉じ込めてたんか!?」


ガーゴイル「この隠し戸を開けたら、木箱を使って
登ればいい。そしたら直ぐに救いの鐘のある最上階だよ
さぁ、木箱を……う、うわぁああああ!!」



『…っ!ガーゴイル!』







ガーゴイルが持った木箱に紅蓮の花が隠れていた








ガーゴイル「ふ、ふらふらする…魔力を
吸い取られている…!」








急いでガーゴイルから花を引き千切るが
口の中まで、石の隙間から中に根が深く入り込んでいて


ガッチリへばり付いて離れない







ガーゴイル「このままじゃ、ただのガーゴイルに
なっちまう…」


マレウス「待っていろ。今、魔力でお前に付いた花を
全て枯らしてやる」


イデア「ちょ、まさか、その規格外の魔力をガーゴイル氏に
向ける気…!?」


『駄目よ…!鐘楼と同じぐらい古い石で出来てるから
直接魔法なんて叩き込んだら崩壊しちゃうわ…!!』


マレウス「だが、このままでは…!」



ガーゴイル「み、皆…おいらの…ことは、いい…どうか…
鐘を…鳴らして……くれ……」



マレウス「ガーゴイル、諦めるな。気を確かに持て!
僕達で紅蓮の花を取り除いている。今暫く耐えろ」



ガーゴイル「い、いいんだ…それ、より……ロロを、止めて…
おいらはただの石だ……」

ガーゴイルの頼み→←ロロのこと



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狼龍雪 - 裏話ありがとうございます!めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ノ゙ (10月22日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました! (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります!裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…?裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな? (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか? (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年10月10日 17時

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