天下の“6人組”

#15 ページ16

ｿﾚ…ｵﾚﾉﾅﾝﾀﾞﾖﾈ………？







え、じゃあ私は今いわゆる彼シャツしてるってこと…？




やっと理解ができた瞬間顔があかくなるのがわかった





涼『ふはっ！A顔真っ赤じゃん！！』



優『めっちゃブカブカじゃんw』



瑞『作ちゃんもAもリアクション最高w』






とりあえず恥ずかしすぎて蒼弥の後ろに隠れる



蒼『おーいwうちの姫照れたぞーw』




ﾎﾞｶｯ!!



蒼『いって！後ろから殴んな！』






『A？ごめんね？はしもっちゃんが聞かなくて…』




「いや…作ちゃんが悪くないのはわかってる」






そう、あの夫婦のおかげ？でこんな状態だ







瑞『よし！作間、後は頼んだ！』



『「へっ？」』







瑞稀の言葉を待ってました！とばかりにみんな外に出かけて行った。



こんな時間から出かけるんだ

どーせコンビニでしょ



このお泊まり会、絶対仕組まれてるよねぇ…



そんなことをずっと考えていると




『A…怒ってない…？』


「へっ？なんで？」


『だってこんな騙すようにしちゃったし…』



「別に怒ってないよw」

「なんならちょっと着れて嬉しいっていうか…」


おそるおそる作ちゃんを見ると顔を真っ赤にして

目をみひらいてこちらをみていた


『それは反則だよ…我慢できないじゃんか…』



その瞬間、作ちゃんは立ちあがり私の横にぴったりくっつくように座った



そして私を横から抱きしめた


『彼シャツめっちゃかわいい…』

「あ、ありがとう///」




『ねぇ…Aっていっつもいい匂いする』

「そう？」




そう答えると作ちゃんは私の首に顔をうめた

匂いを匂うように鼻をくっつけて





「ちょっ…作ちゃんくすぐったい///」


『…これだけ許してね』





そういうと首元でチクッとした痛みがはしった




「へっ！？」


『…俺だってAのこと独占させて？』





ガチャ！！


作ちゃんそれって…


そう聞こうとしたらメンバーが帰ってきた



作ちゃんはそのまま流れるように私の太ももに

頭をおいた






優『おい！なに膝枕してもらってんだ！！』


涼『作ちゃんそれはずるい！』


『うるさいっ！俺のだけだもーん！』




その発言にあんだけうるさかったのがぴたっと

とまった






瑞『は？今のあいだに付き合ったの…？』









『…さあ？w』



そんないたずらっ子の笑顔で答えた





私は作ちゃんの頭を太ももに乗せたまま




狸寝入りしました

※→←#14

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す