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24-1 ページ26
Aside
時が経つのは早くて、優斗と付き合える期間ももう残りわずか。
何も言えなくて、ただ一人で考えてた。
この先は、彼は彼氏ではなくて従兄に戻る。
お兄になるだけ。
でも、別れたことによりできる距離感は？
気まずくなるに決まってる。
でも、言えなくて。
だから私は、精一杯、残された日々を楽しもうとした。
あと15日間は東雲さんの彼氏ではなくて私の彼氏。
たくさんの思い出を作って、
綺麗さっぱり忘れるんだ。
別れたらきっと気まずくなるから、
親戚の涼くんの家に住まわせてもらおう。
高校も、お父さんには申し訳ないけど、退学しようかな。
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作者名：涼華 | 作成日時：2019年6月16日 19時
