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「おい、聞いてるのか!」
『四つ辻、さん……!!』
思わず抱きついてしまった
『会いたかった』
「は、はぁ？お前反省してるのか…」
四つ辻さんは私が車に轢かれそうになっていたことを、周りをよく見ずに飛び出したのだと思っているようだ。
『私…意図的に飛び出した。死にたくなった。』
「……死のうとして、轢かれそうになってたわけかよ」
『うん』
服の袖で涙をぽんぽん、と拭き取ってくれた。
珍しすぎる行動だったが、嬉しさの方が勝っている。
「何かあったか？」
『私、四つ辻さんに迷惑かけたくない。』
今日のことを全て話した。
話してる途中でせっかく拭ってもらったのにまた、涙が溢れてしまった。
「お前なぁ…俺の言うこと、つくづく聞いてないな。優しすぎる、もっと周りを嫌え。」
前にも言われたなぁ…
「周りを嫌いになれないから辛くなるんだ。」
『……もう死にたい』
「死ななくていい、青葉が死ぬ必要はないからな」
『どうして、こんな時は死ねって言ってくれないの？』
「今、死ねって言ったら本当に死ぬだろ。」
『私は死んじゃダメなの？死んだら困る？』
「ああ、だから駄目だ。死なせない。」
『…そんなこと言われたらさぁ…？もっと惚れ込んじゃうよ』
「好きにしとけ。」
一定のリズム感で頭を撫でてくれる四つ辻さん。
いつもより優しい四つ辻さんに、つい甘えたくなって彼の背中に腕を回し胸に顔を埋めた。
「存分に泣け。辛い時は泣くものだ。我慢なんてするな、しなくていい。」
『うんっ……』
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天空(プロフ) - ビルムーンさん» 最後までありがとうございます!上手く書けているか自信がない所も多かったので、そう言って貰えるととても嬉しいです!!宜しかったら、続編の方もよろしくお願いします。四つ辻の美少年とても素敵ですよね!私もすごく好きなんです笑 (2019年5月11日 1時) (
レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
ビルムーン - 全部読みました!もう最初から最後までキュンキュンしてにやけちゃいましたｗ素敵な小説をありがとうございました!四辻大好きです! (2019年5月10日 23時) (レス) id: c0b60a53dc (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 絵里さん» ありがとうございます!!続編も頑張りますので、よろしくお願いします。 (2019年5月3日 23時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
絵里 - 頑張ってください！応援します！！ (2019年5月3日 23時) (レス) id: 2cc6460fb4 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 絵里さん» ありがとうございます!!続編の方は制作に取り掛かっていますのでこれからもよろしくお願いします! (2019年5月3日 22時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2019年4月25日 19時
