No.199 吉良星二郎の過去 ページ2
監督のお父さんはグランの前にたち
両手を広げた
星二郎「私に向かってうて!ウルビダ!
こんなことで許されると思っていない。
でもこれでおまえの気が収まるのなら
さぁうて!!」
ウルビダは右足を上げる
ウルビダ「うううぁぁぁぁああ!!!!!」
ウルビダは蹴れずにその場に膝をつく
ウルビダ「うてないっ…うてるわけないっ…
だって…だってあなたは…っ
私にとっても大事な父さんなんだぁぁ…グスッ」
ウルビダがポロポロと涙を流す
ジェネシスのチームのみんなも泣き始める
そんな様子を見て監督のお父さんは
その場に座り込む
星二郎「私は人として恥ずかしい…
こんなにも私を思っている子供達を…
単なる復讐の道具にっ…」
するとどこからか鬼瓦さんが現れた
鬼瓦「話してもらえませんか。吉良さん
なぜ…ジェネシス計画なんて企てたのか…」
ゆっくりと監督のお父さんはしゃべりだした
星二郎「私には…“ヒロト”という息子がいた
とてもサッカーが上手で
夢はサッカー選手になることだった…」
瞳子「っ…」
それから監督のお父さんはこう言った…
息子のヒロトが留学先の事故で亡くなり、
独自に捜査すると、
事故の加害者が政府関係者の息子だったことで真相を揉み消されたことを知ったこと…
息子になにもできなかったことが悔しかったこと。生きる気力さえなくしていたこと…
そんなとき、瞳子監督の提案で
孤児院「お日さま園」を設立し、
身寄りのない子供たちを引き取っては彼らの面倒を見ていたこと…
特に子供たちの中で息子に似た少年に愛情を注ぎ、彼の名前に「ヒロト」と名付けたこと…
地球に飛来したエイリア石を発見した際にその石の効果に魅入られ、
発見場所の富士山麓に「星の使徒研究所」を
設立したこと
お日さま園の子供たちを「兵士」に仕立て、その力を誇示するため全国各地の破壊と侵略行為を開始したこと…
星二郎「すまない…
本当にみんなすまなかった…
私が…愚かだった…」
みんなが監督のお父さんのことを見つめる
____ドッカァァン!!!
皆「「?!!!」」
突然、建物が大きく揺れる
天井がボロボロ崩れはじめる
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尾崎紅葉 - なんで人気でないのかが不思議!めっっっっっっっっっちゃ面白いのに! (2018年9月8日 14時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
こん(プロフ) - 豪炎寺さらさん» 返信が遅くなってしまい、すみません! いつか本編か番外編という形で書きたいと思っています! それまで申し訳ありませんが、待っていてください。コメントわざわざありがとうございました! (2018年5月2日 22時) (レス) id: d462a2e532 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺さら(プロフ) - るぅさん、男嫌いで修也さんと主人公がデートする話が欲しいです( ^ω^ ) (2018年5月2日 15時) (レス) id: b9516dce83 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - 十六茶さん» コメントありがとうございます!「楽しみ」だなんてもうコメント見た瞬間にやけちゃいました笑すごい嬉しいです!!更新頑張りますね! (2017年7月24日 0時) (レス) id: affb11de17 (このIDを非表示/違反報告)
十六茶(プロフ) - 続編ありがとうございます〜! 毎日、楽しみで楽しみで仕方ないです笑 (2017年7月23日 23時) (レス) id: d015e35c1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るぅ | 作成日時:2017年7月23日 1時