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瑠「八美津祭のミスコン。それに参加して貴女が私に負けたら…三浦界と別れてちょうだい。」
『……は？』
突然現れて何を言うんだ、という表情を隠しきれないA。
それもそのはず、彼女とは初対面で名前すら知らない。そんな相手に急に彼氏と別れろなどと言われたら普通驚くだろう。
『…何であんたにそんなこと言われなきゃいけない訳？』
瑠「そんなの、私の方が三浦くんに相応しいからに決まってるからじゃない。」
『相応しいか相応しくないかはあんたじゃなくて界が決めることでしょ』
瑠「ーーっ！！…知ってるのよ、貴女が中学の時の彼氏に何されてたか。」
『…っ！！？』
瑠「明人、だったかしら？私の先輩の友達なの。話は聞いた事あるわ。
…あーんな事されて、それを受け入れてた人が三浦くんの横に立ってるのが気に食わないのよ。」
『あ、あれは…』
瑠「菅野さんならまだ付き合ってる理由も分かるわぁ。だって容姿も綺麗だし、性格も良いみたいだし？
…でも貴女、彼女勝てる部分なんて持ってるの？
まあ見るからに顔立ちも良いわけでも無いし、性悪だって噂も聞くくらいだし…なーんで付き合えたのかしらね？」
瑠璃がそう言うと後ろでただ笑って見ていた女子たちが「簡単に股開くからじゃない？笑」などという卑劣な言葉をなげかけた。
『ーー…っ』
瑠「容姿も何もかも貴女が私以上に優れているところは無さそうだし…本当は今すぐ別れてほしいものだけど。
今すぐ別れろなんて言っても可哀想でしょ？だから…私に負けたら三浦くんから離れてちょうだいね？」
まあ、貴女が勝つ事なんて無いと思うけど、と言い捨てて瑠璃は取り巻きを引き連れ、去っていった。
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『ーー…勿論、最初は無視しておこうって思ってたんだけど。
明人…あ、元彼ね。
そいつがあの時の動画、持ってるらしくて…参加しなかったらそれをばら撒くっていわれて、参加せざるを得なくなったって訳。』
羽「…っ酷い…」
『まあ、その人の言ってる事八割は事実だから何も言えないんだけど。』
Aは自分のビジュアルには相当自信がある。
しかし、初恋の相手だからと簡単に行為を許した事も、芹奈や羽花を界から離れさせるためにした事も間違った事は言われていない。
界「んなもん、何一つ合ってねぇだろ」
『…、界』
羽「三浦くん…」
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なたん(プロフ) - 更新楽しみにしています (5月14日 10時) (
レス) @page20 id: 6590863194 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 初めまして！界くんの夢主ちゃんへの愛がひしひしと伝わってきてとてもキュンキュンして読ませて頂いております！！次回の更新も楽しみにしています！ (2022年12月3日 15時) (レス) id: e9a63b31f5 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！ (2022年9月8日 12時) (レス) @page15 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - この物語面白いです‼︎更新楽しみにしてます‼︎待ってます (2022年8月5日 10時) (レス) id: 6ae3b63c2c (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - 初めまして、界好きなのでありがとうございます。展開が面白いです。更新楽しみにしております。 (2021年12月19日 12時) (レス) @page19 id: c7d3164cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：異端 | 作成日時：2021年10月24日 13時
