実は太宰さんと。 ページ47
与「ちょっとなんだい?あれは。」
ナ「気になりますわ〜ついに、ですの?それにその首どうなさったのです?」
与「中原中也の時より悪化してないかい?あんな歯形ならすぐ取れる筈だ。」
ナ「ポートマフィアにも言い寄られてまして!?
よく見たら……花が沢山飛んでましてよ??」
ニヤつく女性陣二人に詰め寄られる。国木田さんや潤くん、敦くんも詰め寄っては来ないものの、興味津々なのが伝わってくる。
『私の恋愛事情とか興味あります…?』
聞かなくてもいい話ですよね…。
ナ「興味アリアリのアリですわ!」
『うう…』
ナオミちゃんのキラキラした目が眩しいです…与謝野女医も早く話しなよ、なんて言ってくる。
『その…昨晩から…お付き合いを…』
ナ「どっちからですの!?」
『ど、どっちからって言うのは…』
ナオミちゃんからノンストップで質問攻めです…。治さん、なんて言った時には悲鳴が上がりました。
与「…あれはもう大丈夫なのかい?」
「あれ」。それはきっと…
『はい、たぶん。』
敦「あれってなんですか?」
『…元恋人の事です。』
敦「お付き合いなさってる方がいたんですか?…Aさん程の美人ならそりゃ何人かいるか…」
『はは、その一人だけですよ。』
そう。一人。その人と探偵社に入る前の大学生時代から長い事お付き合いをしていた。
敦「一人…その方と何かあったんですか?」
国「敦!」
国木田さん、与謝野女医、乱歩さんはこの事件についてよく知っている。乱歩さんに解決をお願いしたくらい。治さんには、昔から推しだった為に話しにくくて、詳しくは話せていなかった。
『んー…DVとストーカー被害、ですかね。』
敦「ひ、酷い…」
谷「最悪の並びですね…」
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作者名:めぐ | 作成日時:2020年4月7日 18時