太宰さんと牛乳。 ページ24
よく分かりませんが、太宰さんはきっと牛乳も飲みたいでしょうから開けたい。
『はい、あーん。』
太「んぐ!?」
国木田さんと言い合いをしている太宰さんの口にずぼっと突っ込む。そうして牛乳パックを開け始めた。これ開けるの苦手なんですよね…。
国「貸せ。嫌な予感がする。」
太「…ちょっと期待してた。」
国「やめろ。」
国木田さんは牛乳パックを開けて太宰さんに渡した。国木田さん、開けるの上手です…!
国「お前と敦の連携で街は壊滅を免れた、その翌日に何故そうなる?」
太宰さんは牛乳を寝転んだまま飲もうとする。だばーとほとんどが溢れる。
『太宰さん!?』
近くにあったティッシュで口元を拭いてあげる。やっぱりそのままだと飲みにくいですよね…。
『あ、給湯室からストロー貰ってきますね!』
太「ありがと〜」
国木田さんは大きなため息を一つついた。太宰さんはそんな彼の方を向いて、先程の質問への返答をする。
太「それがねぇ…社長から次の仕事を頼まれちゃって…。
あー枯木のようにただ寝てたい。」
国「枯木なら可燃ごみの日か。」
二人から離れて給湯室に入った為、そこまでしか聞こえなかった。
次のお仕事を頼まれるとは太宰さん、流石です。
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作者名:めぐ | 作成日時:2020年4月7日 18時