222話 ページ31
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「この状況だったら絶対高杉の事説明しなきやじゃん・・・」
繋がれていない片方の手で携帯の画面を見ながら呟く。
高杉って名前を出さなくても逃がした事には変わりないし・・・最悪。
そして言い訳が決まったとしてもだ。
今呼ぶべき人間は誰だろうか。
土方さんだったら絶対怒られるし、沖田だったら弱味にされそうだし、山崎なら土方さんに怒鳴られて言っちゃいそうだし・・・。
万事屋に頼んでも良いけど、手錠の鍵を持っているのは真選組の人だけだ。
「・・・ここは腹を括って、土方さん・・・かな」
どっちみち怒られるんならいいか。しょうがない。
携帯で土方さんに電話をかけると『神谷か。どうした』とまだ若干機嫌が良い時の優しい声だ。
「私が持っている手錠の番号の鍵を持って、神社へ至急来てください」
土方『何か事件に巻き込まれたのか』
「いっいえ、いいから早く。あの・・・ちょっと漏れそうなんで」
土方『は?』
「兎に角早く!!」
取り敢えず急がせて早くこれを外してもらおう。トイレに行きたいし・・・!!
十分もしないうちにパトカーで来た土方さんに、「これ外してください!」と言って外してもらうと、近くの公衆トイレへ走った。
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堕天使(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年3月6日 14時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 全て読ませていただきました。とても面白いです!続きが待ち遠しいです。更新頑張ってください! (2016年3月6日 13時) (レス) id: e809dd5f49 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ゆずさん» 嬉しいです!更新頑張ります! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。この作品とても好きです。ハマります(笑)読みやすいです。更新頑張って下さい! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
RIYU(プロフ) - 堕天使さん» ほんとにそうですね(笑)頑張って下さい! (2016年2月5日 21時) (レス) id: 86117377cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年2月3日 18時