【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５

２１２話 ページ21

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「どうですかお味の方は！！」

土方「･･･うまい」

「っしゃ！」



「やー･･･嬉しいですねぇ」とすっかり満足になった私は「お返し期待してますわよ♡」と土方さんの肩を叩く。

聞こえないように「うぜぇ･･･」と呟く土方さんだが、思い切り聞こえている。



「『アイ ラブ 十四郎♡』とか書いた方が良かったですかね？」

土方「いらん」

「照れなくてもいいんですよ！来年はそれにしますね！」

土方「いらん」



早くこの場から去りたいという空気を出し続ける土方さん。
私も他の隊士に配りたいし取り敢えず沖田の部屋へ向かう。



「じゃあ来月楽しみにしてまーす！」

土方「･･･はいはい」

「ではー！」

土方「早く行け」



しっしっと手で私を払うその仕草に「なんだよもー」と若干不貞腐れるが、無視してその場を去る。

そして「沖田くーん」と沖田の部屋に入るが、姿が見当たらない。



「お、ザキー！沖田どこにいるか知らなーい？」

山崎「さっき部屋にいた気がするけど･･･」

「えー･･･」



さっき部屋にいたのなら屯所内にいるはず。沖田は後回しにして他の人に渡そう。
きっとその方が早い。



「ザキ、これどーぞ！」

山崎「チョコレート･･･」

「ハッピーバレンタイン！」

山崎「あっありがとう！」



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