57話 1日キャバ嬢篇↓ ページ10
.
妙「ドンペリおかわり?ありがとうございますAさん!すいませーんドンペリ追加〜!」
「頼むからやめてください妙ちゃん」
近藤「お妙さん!俺はお金で買えるドンペリよりも愛で君を買いたい!」
妙「その愛をお金に換えて頂けますかゴリラ」
近藤さんに連れられキャバクラへと来た私。財布がカラになりそうなくらい容赦無く注文する妙ちゃんの姿は最早、女王様。
散々暴れ回った後、近藤さんの襟元を掴み「私ドンペリが飲みたいわァ?」と怖い目をしている妙ちゃんの所に店長が止めに入る。
妙「すみませんAさん。お金に目がくらんでしまって」
「目がお金しか見てなかったもん。怖かった。」
店長「つーかお店半壊だからね?これ。どうしてくれるの」
周りを見渡し「どうすんの妙ちゃん・・・」と聞けば「そうね、直すためにはお金しかないわね」と先程の目を取り戻し始める。
ボソッと「妙ちゃんさっきからお金の事しか言ってない気がするよ」と呟けば、聞こえていたらしく「世の中お金がすべてなのよ?」と尤もな答え。
店長「お金ねェ・・・じゃあ誰か新しい女の子連れてきてくれない?飛びっきり可愛い子」
そんな店長の無茶ぶりに顎に手を当てながら考える妙ちゃん。可愛い子と言ったってそうそう見つかるもんじゃないと思う。
どんな可愛い子が来るのかなぁ、とワクワクしながら明日が楽しみになってくれば妙ちゃんは閃いたように手を叩き「Aさんはどうかしら?」と笑った。
「・・・は?」
近藤「おお!」
いやいや待て。何時からいたの、近藤さん。
.
760人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
からちぇ - すごく面白いですね!毎日の楽しみになってます(笑)これからもお体に気を付けて頑張って下さい!応援してます! (2020年5月12日 22時) (レス) id: b750728265 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - うわぁさん» ありがとうございます!!現在63まで行っているので、ゆっくりまったり好きな時に読んでいただけたらこちらも嬉しい限りです!! (2017年11月26日 11時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
うわぁ - めっちゃおもろいです!結構長いんで楽しめる時間めっちゃ増えて嬉しいわ! (2017年11月26日 11時) (レス) id: 048bdd389f (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 小鈴さん» 頑張ります頑張ります!応援に応えます!笑笑 (2017年3月13日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
小鈴 - 頑張ってください!応援してます! (2017年3月13日 16時) (レス) id: ba887d76ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2015年11月26日 16時