【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

８３話 ページ36

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坂田「俺、今日という今日は許さねェ、お前のこと」

「ゴメンナサイって言ったじゃないですかー」

坂田「何が『旦那、が！好きです』だよ。可愛くねーんだよ」

「眼科行くとか言ってたくせに」



旦那はかなり怒っている様子だけど、パフェ奢ればきっと期限を直してくれるよ。てか直してくれ。取り敢えず次のターゲットを見つけに外へ出る。



「さぁお次は誰に言おうかしら♡」

神楽「姉御。私達より楽しんでるネ、あいつ」

「お、土方さんだ！」



ちなみに私は今日、非番。土方さんは見回り中だろう。「行ってきます」と神楽ちゃん達に敬礼をし、土方さんの所へ手を振り走る。



「土方さーん！」



走るのを止めず土方さんに突進。そして抱き付けば「離せ」と怖い声が聞こえた。続けて「止まれないなら走るな」とも聞こえてきたので私はクスッと笑って話す。



「土方さんだったから止まる必要ないかなーって」

土方「あ？」

「ぎゅっ･･･ってしたかったんです」



離された腕を再び土方さんの腰へ回す。沖田に「マヨネーズ臭い」といつも弄られている割にはマヨネーズの匂いなんてしないし、寧ろ煙草の香りが強め。その状態のまま土方さんを見れば顔が赤い気もするような。



土方「おい離せって」

「イヤです」

土方「無理無理無理無理、離れろ」

「そんなに･･･？」

土方「あァそんなに、だ。離れろ。始末書書かせるぞ」

「仕事で脅すだと･･･！」



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