【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

７６話 ページ29

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「あ、定春くんじゃん！って事は神楽ちゃんもかな？」

神楽「Aー！定春を止めるネー！」

「え？ちょ、え！？ギャァァ！」



勢いよく走ってくる定春くんを止めることが出来ず、踏んづけられてしまった私に「大丈夫アルかー？」と声をかけながら肩を掴んで揺らす神楽ちゃん。



「吐きそう吐きそう神楽ちゃん吐きそう」

神楽「よし！Aなら出来るはずだ！吐け！そのまま吐け！」

「無茶言わないでよ。仮にも真選組の隊士が公園に吐くなんて･･･ってか神楽ちゃんが揺らさなきゃいいでしょーが！」



見事吐くことなくベンチに座り、自販機で買ったジュースを飲んでいると神楽ちゃんは話す。その姿も実に可愛いが今は会話に集中しよう。



神楽「Aって本当に働いてるアルカ？私、仕事をしてる所全く見た事無いヨ」

「失礼だな神楽ちゃん。定春くん！神楽ちゃんに変な事吹き込んだであろう旦那に噛み付いてやれよ！」



定春くんは言葉を理解したように「ワン！」と返事をした。可愛い。

「なんでそんな事気になるの？」と聞けば「だってA･･･後ろ」と言うので後ろを振り向くとバズーカを持った沖田と土方さんが。



土方「なんで見回り中にサボってんだ？総悟、やれ」

沖田「了解」



数秒後。ピピピと発射する前の音が聞こえ、綺麗な青空が広がるお江戸のとある公園で大きなバズーカ音が響いた。



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