【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

６０話 ページ13

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妙「やっぱりAさんを選んで正解だったわ！とっても綺麗」

「えっと･･･ありがとう。妙ちゃんも可愛いよ」

妙「知ってるわよそんな事」



妙ちゃんの裏の顔が見えてしまったところで私は店長の所へ向かう。「おお可愛い！もう一生働いて欲しいよここで！」とかなりベタ褒めをされ、複雑な気持ちになった。
褒められて嬉しくない事はないが、こんな事するならせめてひっそりと、誰にもバレないようにやりたかった。

「Aさんは私のヘルプからでいいのかしら？」と店長に確認をとる妙ちゃんは立派なキャバ嬢の先輩だ。「早速指名入ったみたいだよ！」と明るく言う店長は何処かへと消えていく。



「げ、」

近藤「お妙さん、今日もお綺麗ですね！あ、Aちゃん似合ってるよ！」

沖田「写真撮りまさァ。こっち向いてくだせェ」

土方「馬子にも衣装とはこの事だな」



私が驚いたのはここではない。
近藤さんが妙ちゃんのついでに私を褒めた所に怒っている訳でもない。
写真を凄い勢いで取って「永久保存。脅しの材料が増えやしたねィ」とか言っている沖田に怒っている訳でもない。
褒めているのか褒めていないのか分からない発言をしている土方さんに怒っている訳でもない。

うん、全然ない。怒ってない怒ってない。



「なんで万事屋がここにいるんだァァ！」



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