【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６

２８０話 ↑ ページ41

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新八くんに腕を応急処置してもらいながら旦那と向き合い目を見る。

なかなか目を合わせてくれない旦那に「昨日の話なんですけど」と言うとビクッと肩を震わす。



「沖田に言われたんですよね？」

坂田「･･･お、おう」

「本気じゃなくてエイプリルフールの嘘なんですよね？」

坂田「おう･･･」

「･･･もう、やめてくださいね？」

坂田「すまん」



「私、本気で泣きそうになったんですから」と言えば新八くんも「ごめんなさい」と謝る。

バツが悪そうに私の目をやっと見た旦那は口を開く。



坂田「1番申し訳なさそうにしてたのは神楽なんだぞ」

「へ？」

神楽「銀ちゃんそれ以上喋ったら一生口聞けないようにするヨ」

「教えてください旦那！」



顔をほんのり赤くしながら定春くんに「銀ちゃんに噛みつけ」と命令している神楽ちゃんに私は興味しかない。

聞けば、沖田からの提案に元々乗り気ではなかったらしく、私が本気で泣きそうになっているのを見て、帰ってからずっと心配そうにしていたらしい。



「超･･･可愛い」

神楽「･･･」

「私何でも好きなもの買ってあげるよ。何が欲しい？」

坂田「俺は甘い物が食べたい」

新八「アンタは聞かれてないでしょ」

坂田「俺も申し訳ないと思ってるからパフェ食べたい」

「その発言がもう申し訳ないと思っていない証拠になってますから」



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