【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６

２７５話 エイプリルフール篇↓ ページ36

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「おはよーみんな！」

「････････････」



朝一発目、食堂で挨拶をするが、皆、私の声をあからさまに聞こえないフリをする。

不自然に思い、いつもの席につくと隣に座っていた沖田は少し距離を離し座った。



「こっこれは、どーいう事だ･･･」



疑問に思いながら取り敢えず食事を終え、自室へと戻る。私以外の人は普通に会話していたし、私だけが、避けられていた。
結構心にダメージを受けながら書類に手をかけた。



「･･･ふぅ。よし、終わった」



資料を無事まとめ終わり、土方さんに届けるため書類を持って部屋を出る。

屯所内の廊下を歩いていると前に近藤さんが歩いているのが見え、「近藤さーん！」と声をかける。
でも私の声に気付き一度振り向き、特に何も言うことなく歩き出した。



「あ、そうだった･･･ってか近藤さんまで！？」



あの人を嫌うことの無い近藤さんまでもが私を避けるなんて･･･。

何かしたかな、私。

涙が出そうになるのを堪え、土方さんの部屋へ入る。



「失礼します。えっと、これ、終わりました･･･」

土方「･･･そこ置いとけ」

「･･･っう、はい」



今日初めての会話が成立し再び涙が出そうになるのを堪える。

部屋を出てこの事実を誰かに知ってもらいたくて万事屋へ走った。



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