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「て!もうバイトの時間やん、いややー!!!」
嵐の様に去っていく男。あの吐き出した物質は男が片付けた様で床には少し濡れた新聞紙が引いてあった。ゲロの処理には、これが一番。ふらふらになりながらベッドまで歩いて、座る。私、もう無理…ベッドに倒れ込みそのまま眠りにつくのであった。
「…あの、おはようございます…」
「ぴ!?!?!?なんだ白目の人か2度寝2度寝…」
「私のことなめすぎでは!?!?夕ご飯の時間です!!」
目を開けたら瞳の色素が薄い人が居たのでこの人なら行けるだろうと思い再度布団に潜るが阻止されてしまった。なんだよマリカーで試合終わってんの分かんなかったくせに…くそ、まだ全然寝れる。無視して篭って居ると「もう!!」と怒られ布団を剥がされる。冷気が襲い、寒くてモゾモゾする。
「ほら立つ!!夜ご飯はお好み焼きですよ!!」
「和食いいね〜〜〜…」
「寝るな!!!!!!」
はぁ、と溜息をつかれて物音や声が聞こえなくなる。行ったかな…と思い薄く目を開ければ手が伸びてきて思わず目を瞑る。暫くすると、体が急に浮く。思わず叫び声を上げてしまえば彼の顔が見える。
「…恥ずかしいから辞めて。」
「貴方のせいですね、自業自得。」

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とき男 - まじ、主様の表現力と語彙力が神過ぎて場面が安易に妄想できるの凄すぎます、、!超おもろいです! (2月24日 23時) (レス) @page27 id: 9790ed963e (このIDを非表示/違反報告)
- 大好きです…! (2023年10月29日 22時) (レス) id: a42b5a587f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:A。 | 作成日時:2023年10月7日 18時