政略結婚とかこの時代にあるわけ？？ (ページ11)

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YG「俺いない時は連絡するから、次からはジミナと食べろ」

「…」

YG「聞いてんのか？」

「…あ、分かりました」

YG「なんだよ。その返事」

「…私やっぱり結婚できないです」

YG「…」

「愛が無いって言っても、私はミナさんへの罪悪感で気が気じゃないんです。ミナさんと結婚されては？」

そう言うと口に運んでいたスプーンが止まる

YG「それはできない。」

「なんでですか？」

YG「そこまで言う理由はあるか？黙って結婚しとけばいいんだよお前は、お前も良かったろ。こんな家に住めて、何もしなくても良くなるんだからな。」

その言葉が頭に来て

ユンギさんの頬を叩いてしまった

「どこまで人を馬鹿にしてるわけ？私はお金も家もいらない！」

と言って家を出た

出たはいいものの、どちらの家にも帰れないし

テヒョンとジミンは今遊びに行ってるらしいし

ジスも彼氏とデートって言ってたから

近くのコンビニでアイスを買って

公園のブランコに座った

「あーあ…私なにやってんだろ、本当…」

寒い中食べるアイスが余計に心を寂しくする

寒さで死ぬのも悪くないなーなんて馬鹿なことを考えていると

白い息を吐きながら走っているユンギさんがこちらに来た