〇 ページ6
涼介side
あの後、すぐ家に帰ってAの報告
最初は渋ったけど、最終的には俺の押しに負けた
けど、条件はあって
山田涼介だってバレないようにいつも以上に気合いを入れること、
少しでもザワっていたら即帰宅
っていう条件付き
けど、俺はその条件をすぐに呑んだ
彼女と初ディズニーデートだもん。そのぐらいの条件朝飯前←
涼介「ね、どっち行きたい?」
『んー、……。ランドかな』
涼介「ランド?A、ダッフィーとか好きだよね?」
『うん。でも、涼介くん絶叫系乗れないでしょ?だから、ランドの方がいいかなって』
涼介「………」
こんな時まで俺の事を考えてくれる彼女にぎゅーと抱きついたら
重い、邪魔って言われたけど、俺はお構い無し
そのまま、当日のプランを考えた
〜当日〜
涼介「にゅーじょう!」
『ふふっ、涼介君、テンション上がりすぎ』
ディズニーデート当日
予定通り、ランドに入場
ほとんどの人はシーに流れたのか、見た感じそんなに人はいない
涼介「A!まずはショップでカチューシャ買お!」
『え、ちょ、待って!』
俺はAの腕を引き、ショップへ入った
涼介「これ…………いや、こっち?………こっちもいいな……」
『………』
なんでも似合うAに合うものが見つからなくてかれこれ20分ぐらいそこにいる
『涼介くん、早くしようよ。私、ポップコーン食べたい』
涼介「ん?ん、待ってね、………よし、決まった」
俺が選んだのはブラウンのモコモコときたカチューシャ
『……じゃあ、涼介くんはこれ』
俺の被ってたキャップを取ってミッキーのファンキャップをのせた
『うん、可愛い………ね、写真撮ろ』
そう言って近くにある鏡に俺を誘導するとスマホを鏡に向けた
Aは俺との写真は撮りたがらないのに珍しいなって思ったけど
隣に立つAの顔はニコニコで
あー、楽しんでくれてるんだって、俺まで嬉しくなった
281人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA
作成日時:2022年11月7日 1時