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Aside







涼介くんに引っ張られるように帰宅して
私の家じゃなくて涼介くんの家に帰ってきた





ソファに座らされて涼介くんがその横に座ったと思ったらぎゅっと抱きしめられた






『涼介くん?』



涼介「………」





何も言わずに私を抱きしめる涼介くん
何かしちゃったかなってあたふたしてると





涼介「……幼馴染くん」




小さい声で話しかけてきた




『翔真?』




涼介「………好き?」




『好きだよ?幼馴染だもん』




涼介「………」






何となく、涼介くんの言いたいことが伝わってきた
涼介くんの背中に腕を回して優しく、子供をあやす様に撫でてあげる





『翔真は、ただの幼馴染だよ』



涼介「………」



『好きなのは涼介くんだよ』



涼介「………」



『信じてくれない?』



涼介「信じてる………けど………」





力強くぎゅーーっと抱きしめて首元に顔を埋める涼介くんはただを捏ねる子供のよう







涼介「俺よりか、色んなAを知ってる」



『今の私を知ってるのは涼介だけだよ』



涼介「同い年だし」



『年齢関係ある?』



涼介「俺よりか遥かにいい子だった」



『確かに優しいけど……。涼介くんの方が甘々だし、優しいよ』




涼介「あとは………」



『まだあるの?笑』



涼介「………」



『だぁいじょうぶ。私は涼介くんだけだよ』




そう言うと、少し抱きしめる力が緩んだ
すっと離れて涼介くんのほっぺに手を置いて





『私の彼氏は、涼介くんだよ』





そのまま、1回だけキスを落とした





涼介「っ、」




ドサッと涼介くんに押し倒されて
少し乱暴なキスを落とされたかと思うと
しばらくして離れた






涼介「目移りしないでね」



『しないよ。涼介くんがNo.1』



涼介「………」



『んふっ、ごめん』



涼介「……好き、大好き」



『ん、私も』



涼介「ちゃんと言って」



『ふふっ。私も好き』







2人の視線が絡まって引かれ合うよにキスをした

感情爆発→←幼馴染



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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA  
作成日時:2022年11月7日 1時

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