どうも、お邪魔します。【桃】 (ページ2)

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不平不満と現実逃避ページ2

「コタキチ明日はやいでしょ？」

『ん？』「やり直し！」

『俺優秀やからもう終わったでそれ。はやない。』

「そうかい、風呂入る？」

『はいる。俺のスウェットとパンツ置いといて』

「ほーい」

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大学を卒業し、無事に就職した私。大沢A。

今務めている会社で働きたかった私にとって最高すぎた。

同期入社した仲間も最高。だがしかし、上司に恵まれなかった。

まあ、たった1人のクソのせいで今の素敵な環境を手放すものかと必死に働いている。

現実逃避しながら？不平不満をぶちまけながら？一日一日大事に生きている。
なんだかんだそれを楽しいと思っているのかもしれない。

入社3年目、後輩もできて責任も増え
上司からの理不尽な押し付けも増えてきた。

『A～～～シャンプー切れそうやで！』

「あんたが使いすぎ！！！！！」

そしてさっき、一緒におでんを食べた男

小瀧望は、私の同期である。

私たち同期組は、他の何人かも含め仲が良いのだが
みんないいお年頃で恋人ができた。

要するに私とコタキチだけが恋人がいない。

独り身同士寂しくこうして不平不満をぶちまける日々、悪くは無いとお互い思ってしまったのだ。

寂しい人間だと大いに自負している。

でもこれが、私たちの現実逃避の仕方なのです。