恋の季節【Alan.s】

内緒ね ページ42

亜嵐side



メンディーくんが

玲於にAちゃんとのこと聞き始めて

聞きたくなくて

楽屋からこっそり出た





もし本当に付き合ってたら

あんなに笑顔で話すAちゃん

見たことなかったから





玲於｢…亜嵐くんっ！！｣


亜嵐｢え、玲於？｣



息を切らしながら走ってくる玲於




玲於｢…勘違いしてるかなと思って｣


玲於｢一応AにはLINEしたんだけど、

やっぱり、俺が言わないとって…｣



亜嵐｢あぁ、うん？｣





Aって…

Aなんて呼んだことなくて

ちょっと嫉妬




玲於｢昨日のことなんだけど…｣



亜嵐｢あー、

いや、あんまり聞きたくないってゆーか、

知りたいけどまだ受け入れられないってゆーか…｣



玲於｢嫌だから違うて！｣




違うて？

どこの方言だよ



玲於｢昨日偶然Aと会って

家に送り届けただけで｣




玲於｢…本当は言いたくないけど、


これ、Aには内緒ね｣









────────────･･･









亜嵐｢、、え…うそ｣



玲於｢ホント

だからさ、LINEしなよ｣



亜嵐｢玲於…、ありがとう｣

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